連続テレビ小説「べっぴんさん」ヒロインの母親・板東はなのモデルとなったのが、佐々木倆子です。
ドラマでは早々となくなってしまう短命な人として描かれますが。
実際の倆子は86歳まで長生きしました。
母はな亡き後、姉ゆりがヒロインすみれの母親役となりますが。ゆりの性格やドラマでの役割には倆子のイメージも入ってるかもしれません。
佐々木倆子とはどんな人だったのか紹介します。
佐々木倆子の生涯
名前:佐々木倆子(ささき りょうこ)
旧姓:雲川
生年:明治16年(1883年)1月
没年:昭和43年(1968年)
生誕地:大坂府
相南高等女学校を卒業後、佐々木八十八と結婚します。
明るくよく笑い、気さくな性格だったといいます。
その一方で大雑把というかずぼらなところがあり、着物にもあまり気を遣わず娘たちをハラハラさせたといいます。
思いついたらすぐ行動するという活発な一面もあったようです。
几帳面な夫・八十八とは正反対のサバサバとした性格で、実の娘と息子の嫁を同じように気さくに接したといいます。
頭がよく手先は器用だったらしく、物を工夫して作るのが得意だったといわれます。娘の敦子も裁縫は得意でしたが母の影響を受けているようです。
晩年は心臓を患わっていましたが長生きしました。夫・八十八がなくなって11年後、安らかに息を引き取りました。
享年86。
「べっぴんさん」の坂東はなとの違いは
ドラマでは病弱で、番組開始1週目で亡くなってしまいます。ヒロイン敦子が9歳という若さでした。
現実には夫・八十八よりも長生きし、86歳まで生きています。
八十八は父、兄、長女を病気で亡くしそのことで健康に異常に気を使うようになり、娘たちも過保護に育てたといわれます。
ドラマでは五十八の兄は生存し、病気で亡くなる子供はいません。
代わりに妻・はなが早く亡くなることで五十八にトラウマを残す役割となります。
すみれの姉・坂東ゆりのモデルにもなった?
ドラマでは坂東はなが亡くなった後、すみれの母親代わりとなるのが姉のゆりになります。
明るくて思いついたらすぐ行動するという佐々木倆子の性格は、坂東はなよりも、坂東ゆりに近いと思います。
ゆりのモデルは実姉・佐々木智恵子ですが、母・倆子の要素もあわせもっているんですね。
むしろ性格やドラマでの役割を考えると佐々木倆子のイメージに近いのは坂東ゆりの方じゃないかと思えるくらいです。
ドラマでは坂東はなは早々となくなってしまいますが、ゆりがその立場を引き継いでいくんですね。
連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド) | ||||
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