中国ドラマ「霓裳(げいしょう)~七色に輝く虹の如く~」11・12・13・14・15話のあらすじとネタバレを紹介します。
謝小霓(しゃ・しょうげい)は布商売をしていた謝家の末子。
蘇家に陥れられて流刑先に向かう途中、家と家族を奪われます。
その後。謝小霓は霓裳(げいしょう)と名乗り 衣装作りの工房・雲錦荘で雲娘の教えをうけながら働き始めはじめました。
卒業試験で首席繍女になった霓裳は雲娘に自分の過去をうちあけます。でも復讐はいけないと止められる霓裳ですが、諦められません。
霓裳に負けてばかりの顔文秀は嫌がらせをしようと霓裳を厨房の物置に閉じ込めました。ところがうっかり燭台を落としてしまい、火事になります。雲娘は霓裳を助けようとして命をおとしました。
雲娘の葬儀のあと生徒たちはそれぞれの人生を歩み始めるのでした。
「霓裳」番組情報
原題:小女霓裳
英語:Ni Chang
2021年、中国
全40話
主な登場人物・キャスト
・謝小霓(しゃ・しょうげい)/霓裳(げいしょう)
演:厲嘉琪(リー・ジャーチー)
・謝楓(しゃ・ふう)
演:邢恩(シン・オン)
・歐陽子虞(おうよう・しぐ)/洛王
演:畢雯珺( ビー・ウェンジュン)
・蘇文宇(そ・ぶんう)
演:宋文作(ソン・ウェンズオ)
・蘇功権(そ・こうけん)
演:黄勐(ホアン・モン)
・蘇功銘(そ・こうめい)
演:高凱元(ガオ・カイユエン)
・袁道成(えん・どうせい)
演:李雨軒
第11話 仕立店での再出発
霓裳(げいしょう)と元香(げんこう)、承天(しょうてん)は、雲娘(うんじょう)を弔った後、3人で都にやってきました。元香は叔父のお店は大きいので問題なく雇ってもらええると言いますが。霓裳たちは店を見て唖然。元香の叔父のお店は小さなものでした。
叔母はあわててうちでは余裕がなくて雇えないと言うのですが。みんなで説得してなんとかおいてもらえることになりました。
申藍は博打でお金を使ってしまい、蘇功銘から金をまきあげに行きます。蘇文宇は彼がだれなのかはわかりませんでしたが。蘇功銘は親戚だといいます。
顏文秀は蘇文宇のことが好きでなにかをちょっかいを出してきます。蘇文宇が謝小霓のハンカチを大事にとっていました。ところが顏文秀が捨ててしまったので蘇文宇は怒ります。
霓裳たちは店の手伝いをしていましたが思うように売れません。3ヶ月で店を繁盛させようと張り切る。
そんななか、霓裳は花嫁衣装が高くて変えない父娘をみかけました。蘇家のきれいな衣装がほしいのですが高くて変えません。そこで霓裳は蘇家の衣装のコピー品を作って3分の1の値段で売ることにしました。限られた材料でなんとか見た目を似せた衣装を売り出した所、話題になって店は繁盛しました。
店の売上が落ちた蘇家は安い模造品が出回っていることに気づいて・・・
感想:普通はドラマの中ではコピー品を作って売るのは敵のすることだけど。ヒロインがするんですね。
第12話 待ち望んでいた再会
蘇家の商品を模倣して繁盛している店があると知ってやってきた
蘇文宇(そぶんう)は、蘇家のコピー品を売っている店があると知って方氏仕立店にやってきました。蘇文宇は霓裳が謝小霓だと気づきましたが、霓裳(げいしょう)は人違いだとごまかして追い返しました。
顔文秀は蘇文宇との結婚を認められきまりすっかりご機嫌です。今日も蘇文宇に会いに来ました。まったく乗り気ではない蘇文宇は父に顔文秀との結婚を取り消してほしいと頼みます。でも父は顔家とのつきあいもあり、蘇文宇と顔文秀を結婚させるつもりでした。
方氏仕立店の売上はあがっているものの、霓裳はもう他店のコピーはやめようと思っていました。蘇文宇は霓裳に会いに何度も店にやってきますが霓裳はつれない態度をとります。
洛王は都に戻ってからも霓裳を探していました。あるとき、方氏仕立店で服を買った侍女が霓裳のことを話したことから、洛王は彼女の居場所を知ります。
方氏仕立店に向かった洛王でしたが霓裳はいません。花を摘みに山に行っていると聞き、山に向かった洛王は霓裳を見つけて・・・
第13話 想い出のつばき
天香楼の舞姫 夜容が方氏仕立店にやってきて、舞の大会で着る衣装を発注しました。叔父と叔母は店の評判が落ちると反対しますが、霓裳は依頼を引き受けました。
霓裳が染料になる花をとりに山に行くとそこに蘇文宇がやってきました。しつこくつきまとう蘇文宇に霓裳は自分が謝小霓だと認めます。その後、蘇文宇は霓裳のために花を採ろうとするのですが無理して採ったために怪我をしてしまいます。霓裳は蘇文宇を手当して送り返すのでした。
霓裳が夜容のために作った衣装が完成。夜容はその衣装が大変気に入りました。夜容がその衣装を来て大会で優勝。方氏仕立店も評判があがり繁盛します。
蘇文宇は霓裳に冷たくされてもめげずに会いにやってきます。でも蘇文宇と結婚することになっている顔文秀は気に入りません。顔文秀は店にやってきて霓裳が師匠を殺したと難癖をつけ、蘇文宇に近づくなと文句を言って帰ります。
霓裳も師匠が死んだのは自分のせいかとも悲観的になり。「君のせいではない」と否定する承天もやりきれない思いに。
洛王は店にやってきて服の政策を依頼。そこに蘇文宇がやってきて霓裳を連れ去ろうとするのですが・・・
第14話 どん底からの挽回
顔文秀が霓裳たちが蘇家のコピー品について尋ねると、蘇文宇はもう止めたのでその件は終わったと答えます。その後、霓裳たちの店に役人たちがやってきて模造品を作っているという理由で店の服や生地を没収してします。
そのことを聞いた蘇文宇は顏文秀が役人に訴えたのだと考えて彼女を叱り、霓裳たちのもとに向かって役人を止めようとします。でも役人たちは蘇家が訴えを取り下げないとやめられないといいます。結局、方氏仕立店はすべての服と生地を没収されてしまいました。
承天と元香は蘇文宇のせいだと批判。蘇文宇は霓裳に謝って店の物を取り返せるように協力すると言いますが、霓裳は拒否。承天は蘇文宇に殴りかかります。そこに顔文秀がやってきて蘇文宇をかばうと顔文秀は「霓裳は卑しい女だ、都から追い出してやる」と豪語します。
霓裳たちの騒ぎを聞いて助けに行きたかった洛王でしたが、王宮に呼ばれ南陽に派遣されることが決まりました。洛王は霓裳に別れを言おうと思い向かいました。でも霓裳と蘇文宇が話し込んでいる様子を見て旅立つのでした。
その後。蘇文宇の協力や霓裳たちの努力のおかげもあって方氏仕立店に客がおしよせ。店舗を拡張できるまでに回復しました。
第15話 衣装鑑賞会に挑戦
霓裳たちは店を宣伝するため衣装鑑賞会をしようと提案します。叔母はそこまでしなくてもと嫌がりますが説得して鑑賞会を開くことになりました。霓裳は何人かの娘を誘って衣装を着せてモデルにしようと準備をはじめます。
ところが顔文秀がそれを聞きつけて妨害しようとします。
展示会当日。霓裳たちは衣装を用意して待っていました。お客さんも来ています。ところがモデル役の娘たちが来ません。承天と元香は慌て、霓裳は鑑賞会を中止にするかどうか悩みます。
霓裳はとりあえず承天と叔父さんに舞台に立って芝居をしてもらって時間を稼ぎ。その間にモデル役の娘たちを呼びに行きました。
でも展示会に来てくれる人はいません。やがて承天たちの芝居もネタが尽き困りはてたころ。
蘇文宇と夜容たち天香楼の舞姫がやってきてモデル役を引き受けてくれることになりました。卑しい身分の舞姫がいることに文句を言う人もいましたが、ほとんどの人々の反応は好意的。展示会は大盛況でした。店の売上もあがります。
一方、顔文秀は同業者を集めて商売の風紀を乱したとして霓裳を批判するのですが・・・
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