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韓国時代劇「ヘチ 王座への道」第1・2・3話 あらすじとネタバレ

ヘチ

 

韓国時代劇「ヘチ 王座への道」第1~3話のあらすじです。

トンイでおなじみ李氏朝鮮の19代国王・粛宗の時代が舞台です。主人公はイ・グム。トンイのモデルになった淑嬪崔氏の息子・延礽君(ヨニングン)です。

密豊君(ミルプングン)という王族がいて王座を狙っていました。彼は昭顕世子の子孫。自分こそが正当な王位継承者だと信じています。

しかし密豊君は王になれず延礽君が王(英祖)になりました。しかし英祖に対して密豊君が反乱をおこしてしまいます。

この記事はネタバレになる要素を含んでいます。ストーリーを知りたくない方はご注意ください。

目次

ヘチ 第1話

世子に跡継ぎができないとわかって騒然となる宮中

朝鮮王朝 第19代国王・粛宗の時代。

1719年。世子イ・ユンに子供を造る能力がないことが分かり朝廷は騒然となりました。重臣たちはそれぞれ自分たちに都合のいい王子を跡継ぎにしようと動き出しました。

老論派が推薦するのは昭顕世子の子孫ミルプン君(イ・タン)。
少論派が推薦するのは粛宗のヨルリョン君(イ・フォン)。
世子(イ・ユン)の味方をしているのは世子殯と既に力を失っている南人派だけ。
ヨニン君(イ・グム)は母の身分が低いのでどの重臣からも見放されていました。

司憲府監察ハン・ジョンソクは、不正の疑いがある領議政キム・チャンジュンを調べていました。キム・チャンジュンは司憲府に圧力をかけてある殺人事件をもみ消そうとしていました。その事件にはミルプン君が関わっているらしいのです。

ヨニン君と出会うパク・ムンス

パク・ムンスは司憲府に入って監察になるのを夢見ていました。でも何度も科挙に落第している浪人生でした。あるときパク・ムンスは試験会場で隣のノ・テピョンが52歳だと知りました。でもどうみても52歳には見えません。パク・ムンスは替え玉受験ではないかと疑いますが逃げられてしまいます。その男はヨニン君。宮中に居場所のないヨニン君は町のごろつきケドルに頼まれて替え玉受験をしていたのでした。

殺人を犯すミルプン君を王にしてはいけない

王宮ではイヌォン王妃の誕生日の宴がひらかれていました。ヨニン君は宴に出席しましたが出席者の視線は冷たいままでした。使用人の息子とバカにされていたのです。重臣たちの会話を聞くと次の王にはミルプン君がなるようでした。

居場所のないヨニン君は妓楼で酒を飲んでいました。その場には妓生に変装したヨジもいました。ヨジは司憲府の茶母で潜入捜査をしていたのです。ヨニン君はミルプン君が殺人を楽しんでいると聞きます。殺した人の数を帳面に書いているというのです。ミルプン君はその帳面を「計屍録」と呼んでいるようでした。殺人を楽しむような人物が次の王になってはいけない。ヨニン君はその計屍録を探そうと決意します。

 

ヘチ 第2話

ヨジは計屍録が入っていると思われる箱を見つけるが

ミルプン君が殺した人の数が書いてあるという帳簿「計屍録」を手に入れるため、ヨニン君は、ミルプン君主催の狩りに出かけました。そこには司憲府の茶母ヨジの姿も来ていました。ヨジが「計屍録」の入っていそうな箱を見つけました。ところが逃げる途中でミルプン君に捕まってしまいます。ヨニン君が助けに来てミルプン君と戦います。ヨジはその間に逃げることができました。ヨニン君とミルプン君の戦いはヨニン君が勝ちました。面目をつぶされたミルプン君は怒りをこらえることができません。そこに粛宗がやってきて悲しそうにヨニン君を見ました。

司憲府に戻ったヨジは木箱を開けました。ところがそこに入っていたのは沢山の木の葉でした。ヨニン君に会って木箱を見せましたが、ヨニン君にも意味がわかりません。

ヨニン君たちはノ・テピョンの遺体を見つける

街中にミルプン君が殺人鬼だという噂が広まりました。ヨジはその噂を聞き木箱の中に見覚えのある紅葉の葉があるのを思い出しました。それはノ・テピョンの姪が首を吊って自殺した場所にあったものでした。

木箱の中身はミルプン君の戦利品かもしれないと考えました。ヨジは自分の考えが正しいか確かめるために山中に入りました。すると男たちがノ・テピョンの死体を埋め直していました。ミルプン君は自分がノ・テピョンを殺したことがばれないように死体を埋め直していたのでした。ミルプン君を調べていたヨニン君もその光景を見ていました。さらに替え玉受験を調べていたパク・ムンスもヨニン君を追ってそこに来ていました。

命が短いと悟った粛宗はヨニン君を呼び出して

ミルプン君が殺人鬼かもしれないという噂は粛宗の耳にも入りました。粛宗はヨニン君を呼び出します。粛宗はヨニン君に王の器を感じていました。だからこそヨニン君が遊び暮らして問題を起こすのが嫌だったのです。死期が近いと感じた粛宗はヨニン君に王としての素質を世に知らしめるように言います。ヨニン君はどうすればいいのかわかりませんでした。

そんなとき、司憲府の最高会議が開かれようとしていました。

 

ヘチ 第3話

ヨニン君の証言でミルプン君が捕まる

司憲府の最高会議が始まりました。
ヨニン君は証言台に立って自分がノ・テピョンの科挙の代理受験をしたと言います。

しかし司憲府の上層部は代理受験とノ・テピョン殺人事件が関係していると知りその証言をとりあおうとしませんでした。ハン・ジョンソクはノ・テピョンの殺人事件と代理受験が関係を明らかにするためミルプン君を逮捕して調べるべきと言います。

大司憲イ・イギョムは反対しますが、司憲府の下っ端役人たちがハン・ジョンソクに賛成したためミルプン君を捉えることになりました。

粛宗に謁見したヨニン君は自分を済州島に幽閉するように言います。その言葉に粛宗は涙を浮かべヨニン君の訴えを認めます。

ミルプン君は司憲府に捕まりました。これこそ「ヘチ」だとハン・ジョンソク、ヨジ、パク・ムンスは悦び祝いの席をもうけました。ヨニン君も加わり自分が幽閉されても彼らがいれば大丈夫だと考えます。

ミン・ジノンが提案した究極の選択

老論派のミン・ジノンはミルプン君ではなくヨルリョン君を世継ぎとして担ぐことを決めました。自分たちが政治の主導権を握れれば誰が王になってもかまわないのです。そのためには司憲府が老論を脅かすようなことがあってはいけません。そこでミン・ジノンはヨニン君に取引をもちかけます。老論がヨルリョン君を擁立するかわりに、ヨニン君は証言を撤回し、ハン・ジョンソクの企みに従ったと発言するように提案しました。

ヨニン君は悩みます。ミン・ジオンの提案をのめばヨルリョン君が王になれますが、ハン・ジョンソクは処分されるでしょう。しかし王に推薦された王子が王になれなかった場合はあとで殺される可能性があります。ヨニン君は悩みました。

 

 

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