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中国ドラマ「鏢門(ひょうもん)」1・2・3・4話 あらすじネタバレと感想

鏢門

中国ドラマ「鏢門(ひょうもん)」のあらすじとネタバレです。

清朝末期か中華民国初期に輸送と護衛を請け負う「鏢局」の人々の活躍と生きざまを描いた武侠アクションドラマ。

主人公・劉安順(りゅう・あんじゅん)は山西で商売を行う太谷鏢曲の創始者・戴海臣(たい・かいしん)の娘・戴戎(たい・じゅう)と婚約。将来を期待されていました。

ところが掟に厳しすぎる性格と失態が重なって仲間から信頼を失ってしまいます。太谷鏢局を辞職して北京でやり直す劉安順に次々と苦難が襲いかかります。

主なキャスト
劉安順(りゅう・あんじゅん):ウォレス・フォ(霍建華)
路瑶婷(ろ・ようてい):ジア・チン(賈青)
李希平(り・きへい):リー・ジェン(李健)
戴戎(たい・じゅう):リウ・イーハン(劉一含)
山貓:黨浩予(ダン・ハオユー)

2014年、中国制作
全38話

鏢局:荷物や人の輸送と護衛を行う民間業者。
鏢師:鏢局で働く人。主に人足たちをまとめるリーダークラス。
土匪:盗賊

目次

1話 辛亥の用心棒

清朝末期。辛亥の年(1911年)。

山西・太谷鏢局の創設者・戴海臣(たい・かいしん)のは還暦(60歳)を迎え引退を決意しました。後継者に任命したのは期待をかけている劉安順(りゅう・あんじゅん)。

ところが鏢局創設以来初めて土匪(盗賊)に荷物を奪われてしまいます。すぐに大鏢頭になったばかりの劉安順(りゅう・あんじゅん)が荷物を奪い返しに向かいました。土匪を見つけ、度胸試しで土匪を感服させ荷物を奪い返しました。

劉安順は、輸送隊を率いていた馬奎(ば・けい)鏢師は古参の鏢師でしたが、掟をやぶって鏢局を介さずに直接荷物の輸送を請負いました。劉安順は掟破りを批判して馬奎を破門します。仲間からは処分が厳しすぎると言われますが劉安順は変えません。

馬奎 鏢師は「お前が後継者なら安泰だ」と言い残してピストル自殺しました。馬奎が死んだことで「密輸ぐらいで」と仲間から批判される劉安順。いきなり仲間からの表板は下がってしまいます。

2話 鉄帽子王あらわる

古参鏢師の馬奎(ば けい)は、荷物を襲われた責任を問われて破門になり自害しました。鏢局内では劉安順(りゅう あんじゅん)の処分が厳しすぎると仲間たちの不満が高まります。

劉安順が店で飲んでいると、世襲の親王家「鉄帽子王」の子孫を名乗るエルヘが戴海臣(たい・かいしん)と腕くらべしろと騒いでいます。

荷主の隆泰票号の謝還(しゃ・かん)はエルヘが本物の鉄帽子王なのか怪しみます。エルヘは去っていきましたが。

謝還が調べるとエルヘは祖先は皇族でしたが100年前に爵位を剥奪され、今は平民として暮らしていました。

翌朝、劉安順とエルヘは一騎打ちします。見かけによらずエルは強く。劉安順は刀を折られてしまいます。

3話 護送隊出立

鉄帽子王の末裔を名乗るエルヘに、鏢局の看板を取られ一騎打ちした劉安順(りゅう・あんじゅん)。

ところが武術で負けてしまいます。

戴海臣の娘・戎戎(戴戎(たい・じゅう))がエルへと戦い負かしたのでなんとか鏢局の面目は保たれましたが、劉安順の評判は下がる一方です。

太谷鏢局に隆泰票号から大金輸送の護衛の仕事が入りました。

劉安順が運んでいたところ土匪の山猫に襲撃され、荷物を奪われてしまいます。そこに戴海臣(たい・かいしん)と戴戎(たい・じゅう)がやってきて山猫を追い詰めます。

ところが張端和(ちょう・たんわ)から山猫は捻軍元帥の息子だと言われ驚く戴海臣。

戴海臣は山猫を見逃しました。

そして山猫も自分が捻軍元帥の息子だと知り張端和になぜ隠していた、と怒ります。

4話 黒袋の弟子

劉安順(りゅう・あんじゅん)が運んでいた荷物は囮でした。

劉安順には知らされていませんでしたが戴海臣(たい・かいしん)が計画した土匪殲滅のための作戦だったのです。

それでも劉安順は土匪に荷物を荷を奪われた責任を痛感します。仲間たちも黙っていません。

劉安順は太谷鏢局を辞職して北京でやり直すことにしました。一門の名を汚した劉安順は「黒袋の弟子」に降格。新しい販路を開拓しないと「白袋の弟子」に戻せません。

劉安順と婚約している戴戎(たい・じゅう)はその決定に怒りますが、劉安順は決めたことだと黒袋を受け取りました。

一方、山猫の手先として大谷で飯屋を営んでいた趙秀(ちょう・しゅう)も店をたたんでエルヘたちと北京に行くことにしました。

劉安順が太谷から出ようとすると仲間たちが叩頭(土下座して額を地面に打ち付けること)しろと騒ぎます。そこにエルヘと趙秀が通りがかり劉安順を助けようとしますが。劉安順は掟だからと従います。

そして劉安順はエルヘたちとともに北京に向かいました。

感想

劉安順はせっかく次期リーダーになったのに掟・掟と頭が硬いですね。それにリーダーに任される割にミスが目立つのも心配。仲間たちが反発するのもわかるような。

でも、戴海臣はなんで劉安順に作戦を言わなかったんでしょうね。リーダーを任せるんじゃなかったの?ご隠居が勝手なことしていいのかな?

それに太谷鏢局を出ていく劉安順に掟だから叩頭しろというのも大人げない。掟破ったのは馬鏢師なんだし。なんだか言ってることとやってることがばらばらで。これが鏢局なんでしょうか。

とにかく劉安順の北京での活躍に期待です。

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