韓国ドラマ「風と雲と雨」のあらすじとネタバレを紹介します。
19世紀末。李氏朝鮮の政治は富と権力を持つ一部の一族に操られていました。
国王の哲宗は江華島でくらしていた没落王族。王になっても権力は壮洞金氏に握られたままで力はありません。
主人公チェ・チョンジュン(崔天中)は両班で科挙で主席合格。イ・ボンリョン(李鳳蓮)と恋仲になりました。
イ・ボンリョンは実は哲宗が江華島でいたころに生まれた娘。巫女に育てられ霊感をもっていました。
ところがチェ・インギュ(蔡仁圭)に陥れられ、チェ・チョンジュンの家は没落。チェ・チョンジュンは山に籠もり観相師になりました。イ・ボンリョンは霊感を壮洞金氏に利用されてしました。
チョンジュンは復讐のため都にやってきました。そしてイ・ボンリョンと再会します。
キャスト
チェ・チョンジュン(崔天中) 演:パク・シフ
イ・ボンリョン(李鳳蓮) 演:コ・ソンヒ
イ・ハウン(李昰應)/興宣大院君 演:チョン・ヴァンリル
チェ・インギュ(蔡仁圭) 演:ソンヒョク
キム・ビョンウン(金炳雲)演:キム・スンス
キム・ジャグン(金左根)演:チャ・グァンス
ナハプ(羅閤)演:ユン・アジョン
哲宗 演:チョン・ウク
大妃趙氏 演:キム・ボヨン
ヨン・パルヨン(龍八龍) 演:チョ・ボンレ
ミン・ジャヨン(閔玆暎) 演:パク・ジョンヨン
第5話 世に求められし者
キム・ジャグンは自分たちの目的のために、子供たちを預かる施設を壊し始めました。中にいた子どもたちが路上に追い出されてしまいまう。ミン・ジャヨンにはどうすることもできません。
そこで街で評判のチェ道士を頼ることにしました。噂のチェ道士とはかつて薬局でジャヨンを助けてくれた人物チェ・チョンジュンでした。
チョンジュンは王族に手紙を出して助けを求めることにしました。
ところが相手にしてくれる王族はなかなかみつかりません。唯一相手にしてくれたのは興宣君だけでした。興宣君は王に取り次ぐ代わりにある条件をだしまました。それは占いの腕試しの場へ出ることでした。
チュンジュンはある人物の占いをしました。チョンジュンは占いの腕試しで一番になり、興宣君は約束通り王に手紙を渡しました。
ところが今の王・哲宗はキム一族の傀儡に過ぎません。哲宗にもどうすることはできませんでした。結局、施設は壊されてしまいます。
それでもチョンジュンは子どもたちを助けようと、現場に向かいます。施設を壊している悪党たちと戦います。ところがチョンジュンは背後から殴られて倒れます。意識が薄れるチョンジュンが最後に見たのはインギュの姿でした。
第6話 切り開かれた運命
チョンジュンは襲われて倒れました。それをボンリョンが目撃して悲鳴をあげます。ボンリョンもインギュに捕まりました。
チョンジュンが目を覚ますとそこには親の仇のインギュがいました。インギュはイ・ハジョン、興宣君たちとともに新王を擁立しようとしたと自白書を書くように矯正されます。もちろんチョンジュンは断りますが、インギュは自白書を書くまでチョンジュを拷問させるのでした。
インギュに捕まったボンリョンはキム家に戻されました。
でもボンリョンはチョンジュンを助けるため、牢に行きました。傷ついたチョンジュンを見て心が痛むボンリョン。チョンジュンはボンリョンやパルヨンたちの力を借りて牢獄から脱出することに成功しました。
しかしインギュがチョンジュンがいなくなったことに気がつき、チョンジュンは追い詰められてしまいます。そこにナハプがやってきたチョンジュンは命拾いしました。
一方、キム・ジャグンは国王の有力候補といわれるイ・ハジョンを陥れようとしました。ジャグンは王妃の誕生を祝う宴席で、イ・ハジョンを訴えるように興宣君に迫るのでした。
そのときチョンジュンがキム家にやってきました。チョンジュンはその場にいる人々の前で王の気を持つものがいると言います。それは誰だと言われてチョンジュンが膝混付いたのは、興宣君の次男でまだ幼いイ・ジェファンでした。
第7話 非情の凶弾
チョンジュンが王になる者を見つけたという知らせは瞬く間に広がりました。
イ・ハジョンを次の王にしようとしていた趙大妃は激怒。チョンジュンを始末するように命令します。チョンジュンの命を救いたいボンリョンはチョンジュンを呼び寄せて使ってみてはと勧めるのでした。
息子のジェファンが次の王と言われた興宣君はキム家に行って跪いて誤解をとこうとしますが、納得しません。
しかし逆にチョンジュンに言いくるめられ、用心棒のヨン・チソンを使いインギュから謀反に関する自白書を奪うことに成功。
苦しい立場に追い込まれた興宣君はチョンジュンを呼び出しました。チョンジュンは一部の一族が国の富と権力をもつ今の世の中を変えて本当の王をたてたいと考えています。でも興宣君はチョンジュンの想いを理解しようとしません。
そこに予知夢を見たボンリョンがやってきます。ボンリョンはチョンジュンを逃がそうとしますが興宣君と言い争いになり、興宣君の銃が火を吹きました。崩れ落ちるボンリョン・・・
第8話 痛恨の別れ
興宣君の銃撃をうけてチョンジュンとボンリョンは倒れました。興宣君は翁主のボンリョンを殺してしまったと思い慌てます。興宣君はチョンジュンとボンリョンをみつけることはできず。チョンジュンは救出されました。
一方、趙大妃は興宣君とジェファンを霊力をもつというボンリョンにあわせて占わせようと考えていました。ボンリョンが行方不明と聞いて怒り出します。
趙大妃はインギュがボンリョンを屋敷に閉じ込めたのを知っていたのでボンリョンが見つからなければインギュを処刑すると言うのでした。キム・ビョンウンはインギュを江華島に戻すことにしました。
一方チョンジュンはボンリョンを探すためにキム一族の1人であるキム・ビョンハクに会いに行きました。
ボンリョンは母のバンダルに助けられました。でも山中では必要な薬が手に入らず、バンダルはボンリョンを治療するために山をおりました。バンダルとボンリョンはキム・ビョンウンの私兵に襲撃されます。ボンリョンは王の派遣した兵士に保護されたものの、その騒ぎでバンダルは行方不明になってしまいます。
王宮に戻されたボンリョンは、興宣君に危害を加えられたと証言。興宣君は哲宗から罪を問われることになりました。そこへチョンジュンがやってきました。そして驚きの発言をするのです。
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