中国ドラマ「君、花海棠の紅にあらず(きみ、はなかいどうの べにに あらず)」は中華民国の時代、京劇俳優と彼を支える人々の苦悩を描いたドラマです。
主人公の程鳳台と京劇俳優の商細蕊の微妙な友情や、豪華な京劇の衣装がみどころです。
ブロマンス的な男の友情というにはちょっと親しすぎる関係も話題になりました。日本人の視聴者のサイトでは「BL」と表現されることもありますけれど。BLとはちょっと違う感じですね。
「君、花海棠の紅にあらず」の最終回のあらすじを紹介します。
ネタバレ要素があるのでご注意ください。
最終回のあらすじ
さてここからは最終回の紹介。
知りたくない人はとばしてください。
程鳳台は日本軍との戦いで瀕死の重傷をうけました。
商細蕊は捕まり坂田大佐に厳しく尋問されました。そして日本の歌舞伎の衣装を来て上演するなら薬を持ち帰ってもいいと言われます。
雪之城は商細蕊の釈放をもとめにやってきていました。商細蕊へのしうちを見かねて薬を商細蕊に渡します。
その後、雪之城は坂田に商細蕊を困らせないように頼んで出ていきました。
薬を持って帰った商細蕊は程鳳台を治療。家の屋根に登って一晩中歌い続けます。翌朝、商細蕊の声は少し枯れていました。程鳳台は奇跡的に助かります。
やがて程鳳台は杖をもって歩けるまで回復します。
程鳳台は日本軍のいない香港に行くことにしました。程鳳台の妻・范湘児は商細蕊も連れて行こうと言います。
程鳳台は電話で商細蕊に香港行きのことを伝えようとしますが、うまく言えません。
程鳳台は負傷した足をひきずって商細蕊の楽屋を訪れます。そして香港に行くことを告げ香港行きの汽車のチケットを渡しました。商細蕊は「歌えなくなったら香港に行くかもしれない」と答えました。
商細蕊の舞台が始まりました。でも程鳳台は最後まで観ずに劇場を去り駅に向かいます。
上演が終わりました。最後の舞台挨拶に商細蕊はいません。商細蕊は京劇のメイクのまま駅に向かって走っていました。
駅では程鳳台が妻と話をしながら待っています。
でも商細蕊は列車には乗っていないような・・
結局、商細蕊は香港に行ったのか行かなかったのでしょうか?
あなたが判断してみださい。
ラストはなんとも思わせぶりな終わり方です。
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