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中国ドラマ「麗姫と始皇帝」のあらすじとネタバレ・感想 45・46・47・48話(最終回)

麗妃と始皇帝

 

中国ドラマ「麗姫と始皇帝」のあらすじとネタバレです。

44~48話(最終回)を紹介します。

春秋戦国時代の古代中国。
紀元前240年ごろ。大王の嬴政(えい・せい)率いる秦は天下統一を目指して各国と戦いを続けていました。

ついに動き出した秦王暗殺計画。

荊軻が燕国の使者となって秦王・嬴政に会いに行きました。

暗殺を止めさせたい韓申も秦に戻りますが。

荊軻の作戦は成功するのでしょうか?

そして麗姫と嬴政、天明の運命は?

主なキャスト
麗姫:ディリラバ(ディルラバ・ディルムラット)
嬴政:チャン・ビンビン(張彬彬)
韓申:リー・タイ(李泰)
荊軻:リウ・チャン(劉暢)

目次

第45話 不信

楚夫人が処刑され、嬴政に「本当に罪はあったのか」と問い詰める麗。

でも嬴政は「償うものがあればいいと」冷たい返事。

秦に戻ってきた韓申は街で飲んでくれてる趙高を捕まえ、麗に会います。

韓申は秦王宮に忍び込み、麗に荊軻が燕の使者として来ること。秦王を暗殺するつもりだと伝えました。そして麗に王宮から脱出するように言います。

韓申が荊軻に天明の実の父が荊軻だと打ち明けたこと、それでも荊軻は嬴政暗殺を諦めなかった。と聞かされ麗は驚きます。

麗は天明をつれて今すぐ王宮から逃げたほうがいいと言われますが。王宮を出るかどうか迷います。

嬴政は天明を太子にすると発表。しかし天明を太子にすれば麗は王宮を離れないし、扶蘇も今以上に頑張るはずだと言う嬴政の言葉を聞いて麗はショックを受けます。

麗は楚夫人の言葉「どれだけ寵愛を受けていても大王を信じてはいけない」という言葉を思い出します。

麗は天明を韓申にあずけて1人で王宮に戻りました。

同じ頃、咸陽(かんよう)到着を目前にした荊軻と秦舞陽の一行に蓋蘭が合流する。

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第46話 使者

麗は天明を韓申に預けて王宮に戻りました。

そして嬴政に「自分がずっとそばにいるから荊軻と天明を殺さないで」と命乞いします。

嬴政が襲ってくる刺客を放置するはずもなく「天明は太子にするので探し出すが、荊軻は必ず殺す」と激怒します。

そして配下の風林火山に天明を取り戻すように命令するのでした。

一方、荊軻一行は咸陽に到着。李斯が出迎えました。

秦舞陽もまた荊軻と共に王宮に来ました。

清児は麗に頼まれて文を荊軻に届けました。

荊軻は麗との約束の場所に向いますが、その途中で夏侯央が邪魔をします。二人は対決しますが、あとからやってきた蓋蘭が加勢して夏侯央を倒しました。蓋蘭は妻の敵討ちを果たしました。

再び出会った荊軻と麗。二人は固く抱き合うのでした。

第47話 前夜

麗は荊軻と再会。天明を韓申に預けたことを伝え、嬴政暗殺をやめるように言います。

でも嬴政暗殺のためすでに樊於期と田光が犠牲になりました。荊軻は今さら後戻りはできません。

抱きしめ合っている荊軻と麗を遠くから見つめる蓋蘭。

やっぱり荊軻は麗を忘れらないと傷心の蓋蘭は、父・蓋聶(こうじょう)のもとに行きます。そして天明が秦王の息子ではなく荊軻の息子だと教え、韓申が天明をつれて秦から舵手つしようとしているから助けて欲しいとお願いします。

蓋聶(こうじょう)と蓋蘭は天明と韓申を助けるために向かいました。

刺客の風林火山に襲われ瀕死の韓申。

蓋聶は風林火山をあっさり倒しました。蓋蘭は林に逃げた天明を救出しました。

韓申は「天明を頼む」と蓋聶と蓋蘭に言い残して息絶えました。

麗は荊軻が宮殿に来られないように眠り薬を飲ませるよう清児に命じました。

ところが翌朝、なぜか荊軻と秦舞陽は予定どおりに秦王嬴政の待つ宮殿にやってきました。

第48話 願い(最終回)

秦王・嬴政は燕の使者としてやってきた荊軻と秦舞陽を出迎えました。

麗が目覚めると侍女に行っては行けないと止められます。そして部屋の前には兵士たちが麗の行く手を阻止していました。

荊軻は嬴政に献上品を差し出すフリをして嬴政を刺そうとしますが。荊軻の思惑はすでに見抜かれています。あっという間に兵に囲まれ秦舞陽は刺され、荊軻は毒のせいで本来の力を発揮できず嬴政に斬られてしまいます。

立ちふさがる兵たちを倒し強行突破してきた麗の前に荊軻が運ばれてきました。

荊軻は麗の目の前で息絶えました。

荊軻に毒を盛り、麗を薬で眠らせたのは清児でした。嬴政の命令で麗を監視していたのです。

裏切られた思いで嬴政に剣を向ける麗。

麗は短剣を手にして嬴政を刺そうとします。しかし麗が手にした短剣は麗本人を刺していました。

麗は愛する人を失う気持ちを嬴政に分からせるため、命を絶ちました。

麗は嬴政の腕の中で「民の心に寄り添えれば名君になれる」と言い残して息絶えます。

愛する人を失って涙する嬴政でした。

「麗姫と始皇帝」感想

中国の歴史書「史記」に登場する荊軻による秦王嬴政 暗殺未遂事件をモチーフに。麗という架空のキャラクターを二人に絡ませてラブ史劇としてアレンジたのがこのドラマ。

任侠好きな司馬遷の書いた「史記」では荊軻の場面は「小説かよ?」と思うくらいかっこよく描かれてますが。このドラマでは荊軻はわからず屋でウジウジして大仕事できそうな人にはみえませんでした。実際、どんな人だったのかはわかりませんけれど。

史実?では嬴政は荊軻が刺客だとは知らなかったのでかなり苦戦しています。秦王危なかった。というのが史記の内容ですが。

ドラマでは「どう考えても荊軻失敗するでしょう」って流れなのが残念・・・

ドラマの荊軻はせっかく剣法をマスターさせたんだしもう少し活躍させても良かったかも。「鵠落剣法」意味ないよね。

麗はまあしかたないでしょうね。作者も悲劇のつもりでしょうから。

そうしないと天明の物語が盛り上がらないので(原作小説「秦時明月」では天明が主人公)。麗姫はハッピーエンドにはできません。

御存知の通り、嬴政はこのあと中華統一して「始皇帝」になるのですが。ドラマでは若気の至りでいろいろやらかしてる人に描かれてます。ときには冷酷ですが。でもまあ彼なりに覚悟をもって天下統一事業を目指してると思います。

ほぼ私情で動いているように見えるドラマの荊軻とは格が違うってことなんでしょうかね。

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