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中国時代劇「驪妃(りひ)」1・2・3・4・5話 あらすじとネタバレ

驪妃(りひ)

中国時代劇「驪妃(りひ)-The Song of Glory-」のあらすじとネタバレ です。

中国南北朝時代。劉宋の元嘉年間。

驪歌(りか)は幼いころから師匠から「彭城王(ほうじょうおう)は親の仇」と聞かされ育ち、朱雀盟の刺客になりました。

彭城王を暗殺しようとしましたが失敗。仲間の阿奴(あど)が囮になって陸遠に捕まってしまい無惨にも殺されていまいます。阿奴と分かれる前、驪歌は腕輪を受け取っていました。阿奴は両親を探しているのだといいます。

逃げた驪歌は沈夫人と出会いました。沈夫人は驪歌が生き別れの自分の娘だといいます。驪歌のつけている腕輪が証拠でした。驪歌は沈夫人が阿奴の母だと思い、阿奴の代わりに沈家の娘になりました。そして阿奴を殺した陸遠に復讐を誓います。

 

目次

「驪妃(りひ)」情報

原題:錦繍南歌
英語:The Song of Glory
2019年、中国
全53話

主なキャスト

沈驪歌(しん・りか):李沁。 ヒロイン。朱雀盟の刺客。
劉義康(りゅう・ぎこう):秦昊。  彭城王。
劉義宣(りゅう・ぎせん):谷嘉誠 竟陵王。義康の異母弟。
陸遠(りく・えん):戚跡 護軍。
沈楽清(しん・らくせい):關雪盈 沈廷章の次女。
陳少巽(ちん・しょうそん):蔡宜達  驪歌の刺客仲間。
阿奴(あど) :李釗 驪歌の刺客仲間。
沈夫人 :楊梓 沈驪歌の母。
謝韞之(しゃ・うんし):杜雨宸 彭城王の正室。
謝顥(しゃ・こう):李泰延  謝韞之の兄。

第1話 凄腕の女刺客

朱雀盟の刺客・驪歌(りか)は舞姫に変装。護軍の陸遠(りくえん)に接近しました。陸遠は五兵尚書(国防大臣)で軍隊を指揮下にもっています。建康(今の南京)で大きな権力を持つ人物でした。陸遠は驪歌の踊りを見て本物の踊り子ではないと気づきましたが、その意図を理解。彭城王の義母・孫太妃の誕生祝いの宴で踊る機会を与えました。

驪歌には姉妹のように育った刺客仲間の阿奴(あど)がいます。阿奴の両親は梅州にいて、この任務が終わったら梅州にいる両親を探して名前をつけてもらい親子と認めてもらうというのでした。

孫太妃の誕生日。陸遠は驪歌を呼び宴で舞を披露させました。驪歌は宴の場で矢を放ちました。ところが驪歌の放った矢は彭城王ではなく弟の竟陵王に当たってしまいます。竟陵王は負傷して驪歌は兵士に囲まれてしまいました。

逃げる途中、阿奴は驪歌の仮面をとって自分につけて両親の形見の腕輪を渡しました。そして驪歌の身代わりになってしまいます。驪歌は阿奴を引き留めようとしましたが兄弟子の陳少巽がやってきて驪歌を逃がすのでした。

 

第2話 腕輪の秘密

驪歌(りか)の身代わりになった阿奴(あど)は兵をひきつけました。陸遠(りくえん)の兵に囲まれ、陸遠によって無残な殺され方をします。

驪歌は阿奴を助けようとしました。でも陳少巽(ちんしょうそん)はこれ以上犠牲を増やしたくないのでに驪歌を気絶させて運び出しました。

意識を取り戻した驪歌は陳少巽に阿奴を身代わりにしたのは誰の命令かと問い詰めます。でも陳少巽は答えようとしません。組織の者は命令に従うのみ、質問は許されないのです。そして驪歌は改めて彭城王を殺害し、阿奴の仇も討つしかないと思うのでした。

陸遠は刺客をおびき出すため刺客の遺体を路上で燃やしました。それが罠だと知っている驪歌は遠くから矢を放つことしかできません。ますます陸遠への憎悪がこみ上げてくるのでした。

城門が封鎖され、二人は潜む孤児院に逃げ込みました。そこに沈夫人が訪ねてきました。沈夫人は驪歌が18年前に生き別れになった娘だと勘違いしてしまいます。沈夫人が言うには驪歌がつけている腕輪は疾走前の娘がつけていたものだというのです。

驪歌がつけていた腕輪は阿奴からもらったもの。驪歌は「沈夫人は阿奴の母親なのだ」と思いました。でも自分のせいで沈夫人は自分の娘を失ってしまった。驪歌は申し訳ない気持ちになりるのでした。

 

第3話 奸臣の謀略

結局、驪歌(りか)は18年間行方不明だった沈夫人の娘・嘉寧(かねい)ということになり、沈家に娘として迎え入れられました。

沈家にはもうひとりの娘・沈楽清(しんらくせい)がいました。沈楽清は居心地が悪くなりました。嘉寧が戻ってこなければ楽清が沈家の長女になれたのにと思うのです。

驪歌は嘉寧のふりを続けました。阿奴(あど)が自分の身代わりにならなけば両親とも会えたし。彼女には二人の兄弟もいる。兄弟は驪歌にとても親切でした。

兄弟子からは沈家の娘になりすまして早く沈家の人たちから信頼を得るようにと組織の命令を伝えられました。でも驪歌は阿奴の仇を討たなければと思うのでした。

驪歌は兄弟子から陸遠が今夜、渡し場にやって来ると聞くと、彼を暗殺するため独りで向かいました。

渡し場では彭城王が隠れて様子を伺っていました。彭城王は陸遠の悪事を追っていて陸遠の武器横流しの証拠をつかもうとしていたのです。

陸遠が現れて何かをしています。彭城王が出ていこうか考えていると、驪歌が飛び出てきて陸遠に斬りかかりました。でも陸遠は強く仲間もいます。驪歌は負傷して逃走。でも力尽きて道に倒れてしまいます。

そこに竟陵王がやって来ました。竟陵王は驪歌を隠すと刺客を追っている陸遠をうまくやり過ごしました。陸遠が去った後、竟陵王は負傷している驪歌を医師に見せようと言いますが、驪歌は帰ると言います。

一方、沈家では「驪歌が一晩中戻らない」と大騒ぎになっていました。

 

第4話 沈家の姉妹

翌日。彭城王は朝議の場で陸遠を武器横領の罪で追求しました。もちろん陸遠は否定します。ところが彭城王にとって予想外だったのは証人として証言するはずだった裴如海が何かのトリックによって喋れなくなっていたことです。それを見た陸遠は自分をハメる罠だと言いのがれします。彭城王の追求は不発になってしまいました。

安北将軍・沈廷章(しんていしょう)が魏に勝利したと報告が入ります。彭城王は喜び、竟陵王に祝賀会の準備をさせました。陸遠から兵器庫の権利を奪い沈廷章に与えることにしました。

その後、彭城王が街に出かけると驪歌を見かけました。昨夜見かけた女だと思い様子をみていましたがますます驪歌に興味を持ってしまいます。

家に戻った沈廷章は驪歌と会いました。でも驪歌は「沈将軍」と呼びよそよそしい態度でした。でも沈廷章と沈夫人は怒るどころか長い間娘を一人にして親の勤めを果たしていなかったと自分たちを責めるのでした。

竟陵王は沈廷章の家を訪問しました。すると家にいた驪歌を見ておどろきました。昨日助けた刺客が沈将軍の娘だったからです。

沈家では驪歌が沈楽清(しんらくせい)から曲を教えられました。ところが竟陵王が言うにはその曲は西域に伝わる幽霊の曲で精神を狂わせるというのです。それを聞いた驪歌は怒って楽清の悪事をバラしてしまいます。

さらに竟陵王は驪歌が戻らなかった夜は自分のところにいたとウソをついてかばったのでした。

 

第5話 縁談の相手

沈夫人が病気になり、心配した皇帝は沈家の娘を彭城王に嫁がせることにしました。格式の低い沈家を守るための皇帝なりの配慮でした。

沈廷章は彭城王にに説得されて娘を側室として嫁がせることを認めました。

ところが、それを知った謝顥(しゃ・こう)は彭城王の正室・謝韞之(しゃうんし)の兄・謝顥(しゃ・こう)は反対。名族が庶族を娶るのは礼法に反すると孫太妃に訴えました。でも謝韞之は沈家の格式では驚異にならないから心配ないといいます。

沈夫人はせっかく娘を取り戻したのに嫁がせるのは反対だといいます。すると、彭城王に嫁ぎたいと考えている沈楽清(しんらくせい)は「姉に代わって自分が嫁ぐ」と父に言うのでした。沈廷章は一理あると考え、驪歌をしばらく建康から外に出すことにしました。

そして楽清はおじの郭復(かくふく)に驪歌を始末するように頼みました。驪歌の一行が市外に来ると刺客に襲われました。驪歌は逃げる途中で彭城王と出会、二人は河に逃げて追手を振り切ったのでした。

 

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