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中国ドラマ「秀麗伝」あらすじとネタバレ 9・10・11・12話

秀麗伝

中国ドラマ「秀麗伝〜美しき賢后と帝の紡ぐ愛〜」のあらすじとネタバレです。

中国史上最も優れた皇后のひとりと言われる光烈皇后・陰麗華(いん・れいか)と後漢を建国した光武帝の愛と波乱の生涯を描くラブ史劇。

挙兵の計画をすすめていた劉秀たちですが、その情報が漏れて仲間たちが危険な状態に。彼らを救うために宛城に向かった劉秀と麗華たち。

故郷に帰りたいという鄧嬋の願いを叶えるため、麗華は馬車で鄧嬋を運びますが。途中で鄧嬋が産気づき、水を取りに行った侍女の臙脂が兵士に襲われてしまいます。慌てて逃げる麗華ですが。

 

原題:秀麗江山之長歌行
原作小説:秀麗江山

キャスト

陰麗華(いん・れいか) 演:林心如(ルビー・リン)
劉秀(りゅう・しゅう) 演:袁弘(ユアン・ホン)
劉玄(りゅう・げん)  演:于波(ユー・ポー)
過珊彤(か・さんとう) 演:王媛可(ワン・ユエンカー)
劉縯(りゅう・えん)  演:宗峰岩(ゾン・フォンイェン)

目次

第9話 よみがえった記憶

死ぬことになってもいいから家族のもとで死にたい。という鄧嬋の強い願いをかなえるため。

麗華は馬車を駆って故郷の新野に向かいました。途中で鄧嬋が陣痛を起こして危ない状態に。さらに馬車がなにかに当たり大きくはずんだ表紙に麗華は放り出されてしまいます。

鄧嬋は馬車から這い出ると死を覚悟したように麗華に故郷を見たいと言います。そして鄧嬋は麗華の腕の中で息を引き取りました。

麗華は悲しみのあまり、両親を失った過去の記憶が蘇ってしまいます。正気を失った麗華は迫る兵士たちに斬りかかります。兵士たちは鄧嬋に剣を突きつけ剣を捨てろというと麗華は剣をすてました。するとその様子を影から見ていた男が出てきて兵士たちを斬り殺します。その男はかつて麗華の母親の弟子だった劉玄でした。

麗華は劉玄とともに鄧嬋を埋葬します。その後、麗華は劉玄と別れて戻ろうとしましたが、行き倒れになってしまいます。

そこに通りがかったのが劉秀の兄・劉仲でした。麗華は劉仲に助けられます。

そのころ。劉縯は舂陵の劉氏一族を集めて決起しようとしたのですが・・・

第10話 牛乗り将軍

劉縯は劉一族を集めて決起を呼びかけましたが。「一族を滅ぼす気か」と反対されてしまいます。「ただ劉家の天下を奪った王莽を倒したいだけだ」という劉縯でしたが、なかなか賛成は得られません。

すると麗華が彗星を発見。劉秀は彗星の出現した方角を見て「彗星の出現は楚に戦乱が起こる前触れ」と言い、自分たちも天命に従い逆賊を倒して漢を再興すると言って麗華と盛り上がります。周りの者達もつられて決起に賛成。

大満足の劉縯は「今日から私は柱天都部だ」と自称して舂陵軍を決起させました。

決起を決めた劉秀は麗華に馬を譲り、自分は牛に乗って出陣しました。初戦は麗華の策もあって鮮やかな勝利を飾ります。その後、兵力不足を補うため新市・平林軍と連合し次々と城を落としていく。

でも王莽の打倒を目指す舂陵軍と違って、流人や浪人の集まりの新市・平林軍は勢力を広げるのが目的でした。

そして張卯が劉家の縁者に押し入り強盗を働いてしまいます。止めに入った麗華や劉秀とも小競り合いになってしまい・・・

解説:劉秀たちの挙兵前に「彗星が現れた」のは歴史書にも書かれています。この時代は天変地異や天体現象を「天の意志」と真面目に信じていました。劉秀が牛に乗っていたのも歴史書に書かれていますが、もちろん陰麗華に馬を譲ったからではありません。

第11話 かみ合わぬ歯車

張卯が強盗を働いたことに怒る麗華。新市・平林軍を仕切る王匡は劉縯に処分を任せるといいます。劉縯は張卯を見逃しました。

強盗を働いた張卯が何の罰を受けないことに怒った麗華は抗議の断食。でもそれを見た劉秀はそんなことをしても張卯の思うつぼだと言います。

劉縯たち豪族出身とは違い、新市・平林軍はほとんどが飢えた民や盗賊あがり。掟で取り締まるのは難しい。腹を満たせばおとなしくなるはず。と劉秀は言います。

麗華に恨みを抱く張卯は、棘陽より先に陰家のある新野を攻めようと提案。新野は豪族が多く、存分に略奪できると思ったのです。

それを知った劉縯たちはひと足先に新野に行きました。すると新野の県宰が自ら迎え出て投降を申し出ます。

劉秀と麗華も劉秀の祖父の家に来ると、劉縯が祖父に杖で叩かれていました。祖父は「これでは盗賊の集団だ。民を救うどころか略奪するとは何事か」と怒るのでした。

第12話 新たな天子

決起して緒戦は勝った舂陵軍でしたが。いよいよ新軍の反撃が始まります。

劉縯たちの舂陵軍は新軍の奇襲を受けました。劉秀と伯姫を救おうとした劉仲も戦死してしまいます。劉縯の妻も命を落としました。

馬に乗って逃げる劉秀と伯姫は劉元を見つけました。劉元は娘の亡骸を抱いて泣いていました。劉秀は逃げようと言いますが、劉元は逃げるのを拒みました。そこに敵兵がやってきて劉元は劉秀をかばって討たれます。

劉縯は、自分の油断から大勢の仲間や家族を失い嘆き悲しみます。

そんな劉縯の軍に鄧晨や鄧奉、李通が合流しました。連合軍は仲間と家族の敵を討つために、甄阜との決戦に臨み勝ちました。

それを知った王莽は新軍の大敗に動揺します。

甄阜に大勝した漢軍では、新たな問題が起きました。

王匡が率いる元緑林軍の武将たちが中心になって天子を擁立しようとします。

彼らが選んだ天子はなんと劉玄でした。

感想

劉縯・劉秀兄弟の挙兵から、劉元たち、決起に参加した豪族たちの家族の死、そして劉玄を天子に担ぎだすところまで。

歴史書に載ってる出来事が次々に起こります。陰麗華の場面を除けばおおまかな流れは史実通りです。

実際、数の多い新市・平林軍は飢饉で農地を放棄した流人や食いっぱぐれた浪人や盗賊の集まりですからね。統率もなにもありません。彼らは自分たちが生きていくのが精一杯で略奪のために戦ってるようなもの。彼らにいうことをきかせるのは難しいでしょう。劉秀たちも苦労はしたと思います。

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