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中国ドラマ「秀麗伝〜美しき賢后と帝の紡ぐ愛〜」13・14・15・16話あらすじとネタバレ

秀麗伝

中国ドラマ「秀麗伝〜美しき賢后と帝の紡ぐ愛〜」のあらすじとネタバレです。

中国史上最も優れた皇后のひとりと言われる光烈皇后・陰麗華(いん・れいか)と後漢を建国した光武帝の愛と波乱の生涯を描くラブ史劇。

劉縯たちの舂陵軍は犠牲を出しつつも新軍との戦いを続けていました。元緑林軍も加わり大部隊になった反乱軍は新との戦いに勝ちました。

そんな中。王匡が率いる元緑林軍の武将たちが中心になって天子を擁立することになりました。

彼らが選んだ天子はなんと劉玄でした。

原題:秀麗江山之長歌行
原作小説:秀麗江山

キャスト

陰麗華(いん・れいか) 演:林心如(ルビー・リン)
劉秀(りゅう・しゅう) 演:袁弘(ユアン・ホン)
劉玄(りゅう・げん)  演:于波(ユー・ポー)
過珊彤(か・さんとう) 演:王媛可(ワン・ユエンカー)
劉縯(りゅう・えん)  演:宗峰岩(ゾン・フォンイェン)

目次

第13話 分断された舂陵軍

西暦23年。劉玄は武将たちに担がれて天子(皇帝)に即位しました。
元号を「更始」に決めます。「更始帝」の誕生です。

劉玄は自分を慕う馬武に「王匡たちは劉縯が手柄をたてつづけ人望を集めれば立場がなくなる。自分はとくに功績をあげずに王匡に平身低頭してきた。無能で操りやすいと思っているだろう」と心の内を打ち明けます。

劉玄は早速、劉縯率いる舂陵軍の切り崩しにかかります。

劉玄は陰麗華を呼び出し、師匠(麗華の生母)からもらった剣をみせて「一緒に戦わないか」ともちかけ、自分の軍に加わる妻子の世話を頼みます。

陰麗華は劉兄弟から引き離すのが目的だなと思いますが、劉秀たちのためにスパイ活動もできると考え引き受けました。

次に、劉縯に宛攻撃の指揮を任せ、劉秀を王鳳の旗下に配置しました。

爵位をもらった李軼は劉伯姫に結婚を迫りひっぱたかれます。それを見ていた李通は李軼に向かって「忠臣は二人の主人に仕えないものだ。劉氏と同盟していたのに、劉玄に鞍替えして、劉縯の妹に手を出すのはお愚かだ」と怒ります。

劉秀は宛攻略に手こずる劉縯に食糧を送りました。父城を守る敵将の馮異をおびき出して見事に生け捕りました。

一方、麗華は新軍42万が宛の救援に向かったと陰識から聞き、急いで劉玄に報告するのですが・・・

第14話 命懸けの突破

麗華は援軍要請をしますが。劉玄の妃・韓姫は「騙す気ではでは?」と疑い、劉玄には援軍を断られてしまいます。

情報の出所を聞かれても陰識からとは言えず「噂で」と答えてしまいます。結局、誰にも信じてもらえず劉玄の制止をふりほどいて昆陽にむかいました。

昆陽の王鳳や張卯は完全に戦意を喪失していました。劉秀は新軍は寄せ集めの軍だといい、新軍の包囲を突破して援軍を求めるという作戦を申し出ます。

張卯と王鳳は逃げることを考えて陰麗華と言い争いになります。

劉秀と麗華、13人の仲間たちは新軍が野営の準備をしている間に包囲を突破しました。劉秀は2つのグループに分け、兵を集めて昆陽で落ち合うことにしました。

劉秀と麗華は定陵に到着しました。

でも定陵の兵力も5千ほどしかなく多くは見込めません。劉秀は麗華を守るため新野にもどすことにしました。そこで新野に行って新野の県宰を説得して欲しい。これは陰家の者にしかできないことだと送り出します。

第15話 名将の采配

一方、新野の県宰を説得して援軍を出してもらうため。新野に向かっていた麗華は、途中で尉遅峻と弟の陰興に出会いました。久しぶりの再開を喜び会話がはずむ陰麗華たち。

新野に援軍を要請しに行くと麗華がいうと、尉遅峻は新野の軍は漢軍の指揮下に入りもういないと言われます。陰麗華は劉秀にだまされたことに気づいて、昆陽へ引き返しました。そして両親の敵・王尋を殺害するため、敵陣に侵入します。

定陵で援軍を調達した劉秀でしたが。兵は5000ほど。再び堅固な包囲を突破して昆陽に戻らないといけません。

でも新軍は42万です。まともに突っ込めば全滅してしまいます。劉秀は敵軍の偵察兵を捕まえたという報告を聞き、離間の計をつかうことにしました。嘘の情報を敵の偵察兵に聞かせて逃しました。やがて敵軍の指揮官たちは仲たがいしはじめます。

そこに劉秀たちが、敵兵をかく乱することにより帰還に成功しました。このとき劉秀はわざと「宛城が陥落した。昆陽に援軍が来る」と書いた文を落としてきました。

ところが李軼が捕まってしまい、拷問で白状してしまいます。

第16話 昆陽の戦い

陰麗華は舞姫に返送して王尋を暗殺しようと考えました。でも武器は持ち込めないので琵琶の中に隠しました。

宴が始まり、王尋は「昆陽に攻め込むぞ」と威勢のいいことを言い、もりあがっていました。麗華と丁柔は踊り子として呼ばれて王尋の前で踊りました。そのころ劉秀たちは水路から新軍の陣営に潜入、放火する準備をしていました。

やがて王尋は麗華を疑って一人で琵琶を演奏せよと命令します。麗華は琵琶を演奏することができず、王尋は麗華が刺客だと見破りました。麗華は兵に囲まれます。

そのとき、劉秀たちの奇襲攻撃がはじまり敵は混乱します。そのすきに麗華は王尋を殺害しました。

劉秀たちはわずか2万の漢軍は42万の新軍に勝ちました。

陰麗華は劉秀と再開しました。

馮異は劉秀と別れ城に戻りましたが、勝手に呂氏との縁組が決められていました。父親と口論になる馮異でしたが、それでも丁柔は馮異のそばにいるだけでいいとその場をなだめる丁柔でした。

一方、大きな軍功を立てた劉縯や劉秀を王匡や張卯は苦々しく思っていました。その様子を察した陰識は弟妹たちに注意するように促すのでした。

感想

歴史上有名な「昆陽の戦い」の場面です。

40万ともいわれる新の大軍に対して劉秀たちが勝った作戦ですね。本当に40万いたかどうかはわかりませんし。輸送部隊も入れての数なので本当に戦える兵がどの程度いたかはわかりません。

ドラマでは新軍の陣中に猛獣がいましたね。あれは歴史書に書かれてあるとおり。新軍は数は多いけど寄せ集めの軍ですし。まとに扱えない猛獣まで連れてくるという戦い音痴ぶり。新の指揮官も軍の指揮がよく分かってませんでした。そこをうまくついた劉秀たちにとっては大きな勝利です。

でもこれが妬みの元になって後々の苦労の種にもなるというのがゴロツキ集団でしかない更始軍の難しいところ。

さすがに史実では陰麗華はずっと新野にいたので参加してませんけれど。なんとかして陰麗華の出番を作らないといけない。という製作者の苦労が感じられます。

 

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