中国ドラマ「秀麗伝〜美しき賢后と帝の紡ぐ愛〜」のあらすじとネタバレです。
中国史上最も優れた皇后のひとりと言われる光烈皇后・陰麗華（いん・れいか）と後漢を建国した光武帝の愛と波乱の生涯を描くラブ史劇。
劉秀たちは河北の平定に向かいました。ところが更始帝・劉玄は劉秀たちに十分な兵を持たせません。
邯鄲に到着した劉秀たちは耿純の妻子を助けるために山賊を捕獲。耿純の妻子も助けました。ところが呉漢が逃してくれと言うので、逃してしまいます。劉秀は兵も馬も失ってしまいました。
原題：秀麗江山之長歌行
原作小説：秀麗江山
キャスト
陰麗華（いん・れいか） 演：林心如（ルビー・リン）
劉秀（りゅう・しゅう） 演：袁弘（ユアン・ホン）
劉玄（りゅう・げん） 演：于波（ユー・ポー）
過珊彤（か・さんとう） 演：王媛可（ワン・ユエンカー）
劉縯（りゅう・えん） 演：宗峰岩（ゾン・フォンイェン）
第２５話 大英雄から“逆賊”へ
劉秀は呉漢たちの脱走を許したので馬や兵を失ってしまいます。仲間たちからは人が良すぎると言われてしまいます。劉秀は内乱と外敵は違う。呉漢も国を思ってのことなので止めることはできないと言います。
馮異も金も権力もない今の状態では民の心を掴むことはできない。といいます。
趙王の子、劉林が王位回復を狙って訪ねてきました。
劉秀に赤眉軍撃滅のための方法を提案します。それは黄河の堤防を切って洪水を起こすして反乱軍を潰すというものでした。民の犠牲を全く考えない劉林に対し、劉秀は激怒。それでも強行しようとする劉林を阻止します。
劉秀を深く恨んだ劉林は「成帝の子、劉子輿」に成り済ました王郎と手を組み。「劉秀を逮捕しろ」と檄文を飛ばします。
劉秀たちは一転して追われる側になってしまいました。
第２６話 厳寒の逃避行
王郎に味方した劉接が劉秀の首を狙って宿泊所に乗り込んできました。劉秀は劉接を返り討ちにして殺害します。
かつて劉秀に救われたことのある過珊彤は、劉秀たちの様子を知って劉秀に味方するように母親の過主にうったえます。でも過主は王郎たちを敵に回したくないので今は難しいと言います。
劉秀たちは官兵たちから追われることになったので薊を出て西南へ向かいます。劉秀が乱闘の最中に深手を負って落馬。瀕死の状態になってしまいます。
劉秀は何とか一命をとりとめましたが、食糧もなく体調はなかなか回復しません。
そこで馮異は鼠の穴を掘って見つけたわずかばかりの豆で粥を作り、劉秀に食べさせるのでした。
第２７話 決死の渡河
鄧禹は劉秀と麗華を探して河北までやってきました。そして劉秀のために尽くすことを誓います。劉秀たちは逃避行を続けますが、陰麗華は体調がよくありません。
空腹に我慢できなくなった劉秀たちは、王郎の使者だと偽って饒陽を訪れました。思う存分飲み食いした彼らは饒陽を脱出してさらに北を目指します。
滹沱河は氷がはっていたので荷物を減らして氷の上を歩いて渡りました。ところが途中で追手に襲われて陰麗華が落水してしまいます。
劉秀たちは陰麗華を救うと、仙人の導きで任光が守る信都に向かいました。
医師の診察をうけたところ。麗華は妊娠したのですが落水で流産してしまったと告げられショックを受けます。
第２８話 結盟の条件
劉秀たちはようやく足がかりとなる地を得ました。劉秀は数千人の兵を集めて反撃を始めます。麗華は陰家の食客・尉遅峻がいたので驚きます。劉秀たちを助けた仙人は尉遅だったのでした。
劉秀と鄧禹は部隊を二手にわけて河北を北上。各地を次々と攻略ました。兵も数万にまで増やしました。
劉秀たちの動向に注目していたのが真定王、劉揚と妹の過主でした。
劉秀は10万の兵をもつ劉揚を味方にしようと劉植を派遣。劉揚は劉秀から同盟を申し込まれると、同盟の条件に過珊彤を娶るよう要求します。
麗華を深く愛する劉秀は縁組を断固拒否しますが。同盟の利益をよく考えて要求を受け入れるように配下たちから迫られます。
感 想
劉揚と同盟の条件に姪の郭聖通との結婚を要求される場面ですね。
ドラマではなぜか「過珊彤」になってます。「郭聖通」だと問題があるのでしょうか？
史実では劉秀と陰麗華は一緒に行動してませんでした。同盟の条件に劉揚の姪と結婚しろと言われても「誠意を見せるため」に結婚しました。この時代は重婚は罪ではありません。劉秀は断固拒否はしなかったと思います。
ドラマでは劉秀と陰麗華が一緒に行動してるので気まずい感じに。ドラマの劉秀なら拒否するでしょうね。
結局、部下に説得されて渋々結婚の流れになってます。ここで同盟しないと王郎は倒せないし10万の兵は大きいですよね。
ドラマの劉秀はいい人に描かれすぎかも。現実の劉秀はもっとドライだったと思います。「いい人」では皇帝にはなれませんよね。
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