MENU

中国ドラマ「秀麗伝」45・46・47・48話あらすじとネタバレ

秀麗伝

中国ドラマ「秀麗伝〜美しき賢后と帝の紡ぐ愛〜」のあらすじとネタバレです。

西暦25年。劉秀は漢の皇帝に即位しました。建武帝(歴史上は光武帝)の誕生です。

その後まもなく劉秀に初めての息子が誕生しました。

ドラマの舞台が宮中での争いに移り、過珊彤&過一族が陰麗華を陥れようとしています。

劉秀は河北の反乱を鎮圧するために出陣しようとするのですが。

 

原題:秀麗江山之長歌行
原作小説:秀麗江山

キャスト

陰麗華(いん・れいか) 演:林心如(ルビー・リン)
劉秀(りゅう・しゅう) 演:袁弘(ユアン・ホン)
劉玄(りゅう・げん)  演:于波(ユー・ポー)
過珊彤(か・さんとう) 演:王媛可(ワン・ユエンカー)

目次

第45話 謎の刺客

陰麗華は解任しているのを隠し、武芸を身に着けているので男には劣らないと劉秀の出陣に付いていこうとしました。朝議でも反対意見がでますが陰麗華はそれでも出陣しようとします。でも劉秀に懐妊していることがばれてしまい陰麗華は宮殿に残ることになりました。

過珊彤たちは、劉秀がいない間に陰麗華に嫌がらせをはじめました。あぶないところで劉秀が戻ってきて陰麗華は助かりました。

後宮を治める皇后が騒ぎを起こすとは何事かと、過珊彤を怒る劉秀。

そして陰興の調査で過家の刺客が丁柔を襲ったことがわかりました。劉秀は過家を牽制するため皇太子の師に鄧禹を任命。さらに過珊彤に嫌味をいいます。

処罰がないことにほっとした過主ですが、過珊彤は反省するどころかますます陰麗華への恨みを募らせます。

過主は過家の将来を不安に思い陰家を潰せと過康に言います。過康は陰家だけでなく陰麗華とその子にも刺客を放ちます。

第46話 天子の弔辞

過康は刺客をはなって陰麗華と陰家を襲わせました。夫人たち陰家の者が殺害されます。

陰麗華も命は助かりましたが昏睡状態になりました。数日後。目が醒めた陰麗華は琥珀と陰興の様子がおかしいで事情を聞いてみると家族が惨殺され、陰識も重傷だと知ります。

陰麗華はショックを受け怒りと悲しみに泣き叫びます。

劉秀も陰家を守れなかったことを悔やみ、陰家の者に爵位を授けましたがが、陰興は「そんなことをしたら嫉妬をまねくだけだ」と言って辞退します。それを知った陰麗華は「善良で謙虚な人間はくいものにされだけだ」と起こりますが、陰興か忍耐がなくては借りは返せないと言われて、冷静さを取り戻します。

建武10年(西暦34年)馮異たちが陣中で病死。

岑彭たちも公孫述との戦の最中に死亡します。

建武12年(西暦36年)劉秀は仲間を失いつつも宿敵の公孫述を討ち、天下統一を実現しました。戦いがなくなり、将軍たちは将軍の印(軍を動かす権限)を返上しました。

一方、皇太子の劉強が過家の言いなりのため安心できないと思った劉秀は、劉陽を世継ぎにしようと考え始めます。

解 説

歴史上。陰家の人たちが賊に襲われ死傷したのは事実。この時代はまだ都も治安が悪く、皇族でも誘拐されて身代金を要求される事件が起きていました。富豪だった陰家も金品目当ての賊に狙われたと考えられています。

ドラマではその事件を過一族の陰謀にしたわけです。

劉秀以外で「天子」を名乗っていた「成国」の公孫述を討ったときが中華統一の年とされています。

第47話 頭角を現す皇子

建武15年(西暦39年)。劉秀は国の財政を安定させるため、全国の耕地と戸口の調査を命じました。ところが膨大な費用がかかると高官たちは反対します。

地方官も豪族の反発をうけるのが怖くて不正申告をして、問題が多発していました。

劉秀は戦のない今こそ全国の田畑を調査すべきだと言いますが、周囲の酸性は得られません。

新郎が重なった劉秀は病に倒れしまいます。陰麗華が看病しますが過珊彤がやってきて陰麗華を追い出します。

でも劉秀は療養のために陰麗華とともに蔡陽へ帰郷しました。

過主はまたしても皇后が冷遇されたことに怒り、臣下たちを味方にして劉陽を殺し、劉強の即位を早めるよう過康に指示します。

でもその話を劉強が聞いていました。息子から話を聞いた過珊彤も劉秀の暗殺をたくらむ母と兄を起こります。そして刺客を止めようとするのですが。

解 説

過主は「国の根幹は民ではなく豪族」という意味のことを言います。ドラマの過主が言うと説得力ありませんが、歴史的には過主の発言は正しいです。良い悪いは別にして漢とはそういう国です。

新の王莽も劉秀と同じことをしようとしましたが失敗、全国で反乱が起きてしまいました。

劉秀は反乱がまだ小さい間に鎮圧しました。でもその後は強行しませんでした。

 

第48話 廃后

病が回復した劉秀は都に戻りました。そして陰興と琥珀に結婚を勧めます。ところが劉秀と陰麗華の息子・劉衡が突然死亡。陰麗華は悲しみます。

その死に不審を感じた陰興は調査しようとしますが、琥珀がするというのえ任せました。ところが琥珀は過康が関わっていることを突き止めますが、調査の途中で殺されてしまいます。

結婚直前に琥珀を失った陰興は崩れ落ち、深く悲しみます。陰麗華は家族を次々と犠牲にしたと感情をあらわにして自分を責めるのでした。

それを見て我慢できなくなった劉秀は、証拠がないまま過珊彤の廃后を決定しました。

納得のいかない過珊彤は劉秀に詰め寄りますが「廃后だけでなく夫婦の縁を断つ」と言って追い出すのでした。

解説

劉衡が若くして死亡したのは事実。死因は病死。

過珊彤のモデルになった郭聖通が皇后を廃されるのは建武17年(西暦41年)。

・過珊彤のモデル・郭聖通の詳しい説明はこちら。

感想

それにしても懐妊中なのに戦に出ようとしたり、あいかわらず無茶ですね。

過珊彤を廃后にさせないといけないので過家が次々陰謀を企む展開になってます。でも48話で証拠もなしに廃せるなら、もっと早くやっとけば?って思うんですけど。ドラマの流れなら陰家を襲った後でしょう。

歴史上の郭聖通が廃されたときは、愛情が冷めて不満が増えた郭聖通が鬱陶しくなったので、わがままを言わない陰麗華を皇后にしたようです。

でもそれだと男(劉秀)の身勝手になってしまうのでドラマでは過一族には悪役になってもらったのでしょう。

本名が記録に残っている「郭聖通」を使わずに、わざわざ別の名前にしているのは「史実じゃないんですよ」ということなんでしょうね。

 

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次