韓国時代劇”オクニョ・運命の女”のヒロイン・オクニョの師匠となるパク・テス。パク・テスは架空の人物なのです。実在の人物と関わりのある人物という設定。チョン・グァンリョル演じるパク・テスはドラマでも存在感あります。
ちなみにイ・サンに登場するパク・テスとは別人です。関係ありません。
オクニョに登場するパク・テスとはどんな人物なのか紹介します。
パク・テスとはどんな人物でしょうか
体探人だった
物語の最初では典獄署の地下牢に捕らえられています。彼は朝鮮でもトップクラスの体探人(チェタミン)でした。体探人とはスパイや工作員のようなもの。他国に潜入して情報収集したり、暗殺や工作活動もします。そのため並外れた運動能力があって武術も身につけています。パク・テスは謀反の汚名を着せられて牢屋に入れたのです。
パク・テスは典獄署で働くオクニョと知り合います。捕盗庁の茶母になりたいというオクニョの熱意に負けて武術を教えます。パク・テスはオクニョに教えることが生き甲斐となります。
オクニョの出生の秘密を知る?
パク・テスはオクニョの話を聞いている間にオクニョの出生は王族と関係しているのではないかと考え始めます。
パク・テスは中宗の時代、東宮殿で働いていたことがあるのです。そのとき指輪を与えられた女官がいたことを聞いたことがありました。しかしオクニョの出生の秘密を明らかにするまえにパク・テスは命を落とします。
文定大妃との関係は?
牢に入れられながらも命までは奪われなかったパク・テス。どうやら文定大妃とは特別な関係にあるようです。文定大妃が王に嫁ぐ前のことです。パク・テスと結婚する約束をしていました。彼女は王妃になったため、パク・テスと結婚することはできませんでした。その時の思いがあるため、文定大妃の心にはパク・テスがいるんですね。
文定大妃とユン・ウォニョンによってパク・テスをはじめ多くの人々が謀反の疑いをかけられ処刑されたり追放されました。ユン・ウォニョンはパク・テスは死んだと思っていました。文定大妃の命令で密かに生かされていたのです。
出獄したのもつかの間
パク・テスは文定大妃の直々の命令で出獄します。密書をもっている明の使者を殺害するため凄腕のパク・テスが必要になったのでした。
文定大妃は密かにパク・テスのことを想っていました。死罪にできず、生かしていたのです。
しかし、パク・テスはユン・ウォニョンに恨まれていました。かつてパク・テスを陥れたのはユン・ウォニョンだったからです。
再び体探人となったパク・テスは体探人となったオクニョと再開します。パク・テスは戸惑います。パク・テス、オクニョは体探人のカン・ソノ、チュ・チョルギらとともに明の使者を始末します。しかしその直後仲間の体探人に殺害されてしまいます。チュ・チョルギはウォニョンの密命を受けていたのでした。
パク・テスの死はその後、大きな波紋となります。オクニョはパク・テス殺害の罪を着せられ。パク・テスの死を知った文定大妃と殺害を指示したウォニョンとの間には溝が生まれます。
パク・テスの子供たち
パク・テスには妻と息子がいました。パク・テスが謀反の罪で捕らえられたとき行方不明になってしまいました。オクニョがパク・テスに出会ったときには妻と息子は亡くなっていました。孫がいましたが奴婢にされて現在は行方不明です。
しかしあとでパク・テスの孫がドラマに登場します。成長した孫は奴婢の身分ではなくなっています。かなり重要で意外な人物として登場しますよ。
演じるのはチョン・ヴァンリル
パク・テス演じるチョン・ヴァンリルは韓国時代劇おなじみの俳優。
イ・ビョンフン監督の「ホジュン・宮廷医官への道」ではホジュンを演じました。
ドラマ「張禧嬪(チャン・ヒビン)」では粛宗(スクチョン)、「朱蒙(チュモン)」では扶余国の金蛙(クムワ)王。重要な役を演じることの多い俳優さんです。
久々の時代劇出演ですが出番が少ないのが残念。でもオクニョの師となり物語に大きく関わってきます。その存在感は流石です。
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