韓国時代劇「不滅の恋人(原題:大君)」第1・2・3話のあらすじです。
ネタバレになる要素を含んでいます。
ストーリーを知りたくない方はご注意ください。
不滅の恋人 第1話
王子の帰還
朝鮮王朝時代。王の息子はまだ幼く、王の母、大妃は後継者争いが起こることを恐れていました。
王には次弟のカン、末弟のフィがいました。フィは数年前の戦争で戦死したと思われています。
野心のあるカンは王位を狙っていました。
ところが戦死したと思われていたフィが宮殿に戻ってきました。ところが王子の身分を証明できないフィは門番から怪しいやつと思われ追いかけられてしまいます。
フィは使者を侵入させなんとか大妃と面会を連絡をりました。3年ぶりに母と再開するフィ。
そして兄である王の遺言を聞くのでした。
フィを待つチャヒョン
フィには結婚を誓った恋人のチャヒョンがいました。
フィの戦死を信じられないチャヒョンはフィの帰還を待っていましたが。
チャヒョンに想いをよせるカンはむりやり結婚しようとします。
カンとの結婚が嫌なチャヒョンは髪を切り尼になろうとしていました。
そこにフィが戻ってきて再会します。
幼い頃の思い出
時は遡ってフィやカンたちがまだ子供だったころ。
三男のフィは心優しい性格で王宮で育てられました。
野心のある次男カンは世子を脅かす存在と考えられ王宮の外で暮らし、母の愛を受けずに育ちました。
大君たちは王宮で女官とともにかくれんぼをしていました。
フィと仲の良い女官のヨンヒがカンに池に落とされ亡くなってしまいます。カンと問い詰めるフィでしたが、カンは嘘をつきます。
一方。大君たちの伯父ヤンアン大君は。弟に王の座を奪われ根に持っています。
ヤンアン大君はカンを王にしようと企んでいました。カンにとってもヤンアン大君は唯一の味方。
ヤンアン大君はカンには罪はないとフィを脅します。
不滅の恋人 第2話
チャヒョンとフィの出会い
朝廷の重臣の娘チャヒョンはおてんば娘。
絵を描くことが大好きなチャヒョンは花嫁修業を抜け出し、お供のクッタンとともに画材を売る店に行きました。
チャヒョンはずっと欲しかった貴重な青色の顔料を見つけました。ところが染料をこぼしてしまい高額の料金を請求されもみ合いに。
そこにフィが現れ助けてくれたものの、フィの冷たい態度にムカつくチャヒョン。フィも生意気なチャヒョンが気に触ります。初対面はギクシャクした二人でした。
撃毬(キョック)の試合でトラブル
王室主催の撃毬(キョック)にフィとカンのチームが出場することになりました。
チャヒョンは友達のナギョムとソルファとともに撃球を見に行く約束をします。ところが花嫁修行をサボったことが親にバレて外出禁止に。
侍女の服を借りて試合を見に行きますが兄のソン・ドゥクシクに見つかって逃げました。
試合ではカン側の妨害工作でフィが落馬。怪我してしまいます。治療のために部屋に戻ったフィでしたが・・・
ドラマの補足説明:撃毬(キョック)とは
撃毬(キョック):2チームに別れ。馬に乗って玉を棒で打ってゴールに入れる競技。もともとはトルコ系遊牧騎馬民族の娯楽だったものがペルシャで騎馬軍団の訓練として発展したもの。ペルシャからインド、唐、渤海、高句麗、新羅へと伝わりました。朝鮮半島に伝わったものは撃毬(キョック)といわれます。
高麗や朝鮮王朝時代になっても行われました。武臣の力が強かった高麗時代にはとくに熱心に行われました。朝鮮時代になってもスポーツや軍事演習として行われましたが。中宗の時代以降。儒教の普及とともに武芸が疎かにされ衰退。鉄砲の時代になると消滅します。「不滅の恋人」はまだ撃毬が盛んだった文宗~世祖の時代をモデルにしています。
インドからイギリスに伝わったのが現在のポロ。日本にも時期は不明ですが伝来。奈良・平安時代には打毬(だきゅう)という名前で行われました。
不滅の恋人 第3話
試合会場でフィとカンに出会うチャヒョン
撃毬(キョック)の試合は兄カン側が勝利しました。
家を抜け出し試合を内緒で見に来ていたチャヒョンは兄ドゥシクに見つかってしまいます。チャヒョンは隠れようしてフィの控室に逃げ込みました。ところがそこにフィが戻ってきてしまいます。チャヒョンはフィの傷の手当をして部屋を出ていきました。ところが部屋を出た所をカンに見つかってしまいます。
カンは部下にチャヒョンのあとをつけさせて、彼女が重臣ソン・オクの娘だとつきとめます。そして勝利の宴(うたげ)をソン・オクの屋敷で開かせることにします。カンは美しく堂々とした態度のチャヒョンに興味を持ったのでした。
そのころ。王宮ではヒョ嬪が男の子を産んでいました。王と大妃シム氏は喜びます。
チャヒョンに興味を持つカンは
チャヒョンの家で大君が宴会を開くと聞いたユン・ナギョムとチョン・ソルファは大君を見ようとチャヒョンの屋敷にやってきました。
すでにカンとの婚礼が決まっているナギョムは婚礼前にカンに会っておきたかったのです。
ところがカンはナギョムを冷たくあしらい、チャヒョンに「俺に嫁げ」と言います。
そこにカンを探していたフィがやってきて・・・
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