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プニはイバンウォンの側室なの?モデルはいる?[六龍が飛ぶ]

六龍が飛ぶ

韓国ドラマ「六龍が飛ぶ」にはシン・セギョンさん演じる「プニ」が登場します。

プニは正義感あふれる女性で、劇中ではイバンウォンの恋人になります。

バンウォンにはすでにミンダギョンという妻がいますので、プニとダギョン、バンウォンは三角関係になってしまいます。

イバンウォンは後の朝鮮3代国王 太宗 李芳遠

ということはプニ太宗側室になるのでしょうか?

でもプニは架空の人物です。プニが太宗の側室になった記録はありません。

ではモデルになった人はいるのでしょうか?

「六龍が飛ぶ」のプニと。太宗の側室事情について紹介します。

 

目次

プニとは?

六龍のひとり

「六龍が飛ぶ」の中では六龍=六人の英雄のひとり。

実在の人物ではありませんが、民を代表する人物として設定されています。

兄は朝鮮第一の剣士 イ・バンジ。母はヨニャン。

幼い頃から兄より逞しく、兄より賢い女性でした。

 

とにかく前向き

悪事を見ると我慢できず、弱い者を見ると助けようとします。

重税に苦しむ村人を助けようと奮闘。例えそれができるのかできないのかで悩むのではなく、やるべきことだと思って行動する前向きさがあります。

村人とともに情報を集める組織を作りバンウォンたちを助けます。

 

イバンウォンと恋仲に

兄のイ・バンジはチョン・ドジョンに仕えていました。

チョン・ドジョンはイ・ソンゲに仕え新しい国を作ろうとしています。イ・ソンゲの五男・バンウォンにとっても師になる人物でした。

プニはイバンウォンと出会い恋に落ちてしまいます。

バンウォンには妻のミン・ダギョンがいます。ミン・ダギョンは後の元敬王后です。このドラマのミン・ダギョンは野心家として描かれていて、一族のためにあれこれと動いています。

親の決めた結婚なのでバンウォンとミン氏の仲はあまり良くありません。

プニとミン氏はバンウォンを巡って三角関係になってしまいます。

バンウォンは野心家で実家のために策を労する貴族の娘よりも民のために働いている自分の好きな女性を贔屓したがる。という分かりやすい構成になっています。

 

イバンウォンとチョンドジョンは対立

ところがプニとバンウォンの問題ではそれだけではおさまりません。

朝鮮建国後。チョン・ドジョンとバンウォンは対立してしまうのです。

チョン・ドジョンは儒学者が中心になって収める国を目指していましたが。バンウォンは王が強い権力をもつ国を目指してします。

チョンドジョンとバンウォンは敵になってしまいました。

プニはチョン・ドジョン側の人物なので、本来ならバンウォンの敵になるところです。

でもプニはバンウォンの敵にはなりたくありませんし、チョンドジョンを裏切ることもできません。

そこでプニは泮村に行き村人とともに暮らす道を選びます。

バンウォンがチョン・ドジョンを殺害後。

泮村の人々はチョン・ドジョンとの関係を疑われ逮捕・拷問されてしまいます。

 

村人と島に渡る

プニを手放したくないバンウォンはバンウォンはプニに自分と婚姻するよう求めました。

プニはバンウォンとの婚姻を受け入れる決意をするものの。バンウォンは泮村の人々を釈放し、プニとともに去ることを認めるのでした。

プニはバンウォンへの手紙を託し、村人とともに無人島に行き土地を開墾して水田を作り村人とともに暮らします。

そして世宗の時代まで生きて。

バンウォンの息子が民のための文字「訓民正音」を作ったことを知り、バンウォンに想いをはせるのでした。

「六龍が飛ぶ」は「根の深い木」と世界を共有しているので一部重なる部分があります。

プニ自身は「根の深い木」には登場しませんが。「六龍の飛ぶ」のラストは「根の深い木」で訓民正音が完成したあとのエピソードになります。

 

バンウォンの側室にプニのモデルはいる?

プニは架空の人物ですが

「六龍が飛ぶ」朝鮮建国期の実話をもとにしたドラマですが、内容は大幅に脚色されていて実在しない人物が多く登場。

プニ架空の人物です。

イバンウォンと恋仲になり、正妻のミンダギョンと三角関係になってしまいます。

ということは太宗イバンウォンの側室ににプニのモデルになるような人はいたのでしょうか?

実は国王になる前のイバンウォンにはあまり側室がいません。よほど正妻のミン氏が怖かったのでしょうか?

 

国王時代には側室が多かったイバンウォン

イ・バンウォンは国王時代には10人以上の側室がいて多くの子が誕生します。イ・バンウォンが決して女性に興味がないなんて事はありません。

妻の実家の侍女に手を出したり、妓生や未亡人を後宮に入れたり。といろいろとやらかしています。

 

即位前に側室はいた?

少ないとはいえイバンウォンの即位前にも妾・側室はいました。

数少ないバンウォンの王子時代の側室が西京翁主という人。

翁主とついてますが、王の娘ではありません。太祖時代には側室にも翁主の称号が使われていたのです。

ところがこの西京翁主は生没年や家族構成など一切が不明の謎の人物。

バンウォンの側室に西京翁主という側室がいたということだけわかっているのですね。バンウォンの側室の中でプニに一番近いのは西京翁主ですが。

どうも西京翁主ではなさそうですね。

 

ドラマではプニは民を代表する人物として設定されています。

強いて言えばバンウォンが守ろうとする朝鮮の民がプニそのものと言えますが。無理がある……

やはり特定のモデルはいないのでしょう。

歴史からは消されてしまったけど、王子時代のバンウォンには好きな人がいたかも?くらいに思うといいかもしれませんね。

 

 

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