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虎に翼:山田よねのモデルは?弁護士を目指す短髪男装の女性のモデルはいるの?

虎に翼

山田よね(やまだ よね)は  NHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」の登場人物。

明律大学でヒロイン・猪爪寅子よりと同期の入学。

当時としては珍しい短髪で男装の女子学生。人と群れるのが嫌でいつもピリピリしています。

演じるのは土居志央梨さん。

山田よねはどのような人物なのでしょうか?モデルはいるのでしょうか?

ドラマ「虎に翼」の 山田よねを紹介します。

目次

ドラマ「虎に翼」の山田よねとは

名前:山田よね(やまだ よね)
演:土居志央梨(どい しおり)

猪爪嘉子とは明律大学女子部の同期生。

短髪でズボン着用。男性的な出で立ち。常に険しい表情で張り詰めた雰囲気を漂わせています。

人と群れたがらず同期の女子学生たちとは距離を置いてる感じ。弁当も一人で食べています。先輩に対しても容赦ありません。

弁護士法の改正案が国会で通らず女性に弁護士資格が洗えられず、落胆してドンヨリ、先輩の中山が泣いていると。「うっとしい、辞めちまえ」と容赦なく叫んだり、常にピリピリしています。

東京地方裁判所に通い、法の世界でも理不尽な立場に置かれている女性の姿を心に刻み。その怒りを忘れないようにしています。

彼女にとって法は男性と戦うための武器。弱者を守るのが法だと思っている寅子とは価値観が違います。

よねは上野の繁華街にある喫茶店「燈台」の2階を間借りして暮らし。夜は「燈台」でボーイをして生活費を稼いでいます。

よねは貧しい農家に生まれ5きょうだいの3人目。父は飲んだくれで母は虐げられていました。姉は15歳のときに売られて女郎になりました。よねも売られそうになりましたが、髪を切って家を飛び出し東京の姉を頼り「燈台」のマスターを紹介してもらったという過去があるようです。

父がエリート銀行員で金持ちの寅子とは置かれた立場が違います。恵まれた寅子たちに共感できないのは当然です。

寅子たちが学校に入ったのも恵まれた者のきまぐれ。結婚を先延ばしにするための時間稼ぎだと思っています。そのため法を武器に本気で世の中を変えたいと思っているよねは彼女たちにも厳しい態度をとります。

そんなよねが寅子たちと出会ってどう変わっていくのか?あるいは変わらないのか?

学校を卒業後もよねはドラマに登場します。よねは弁護士になれたのかそれとも違う道を歩むのでしょう?

今後もよねの動向は気になりますね。

 

山田よね役:土居志央梨とは

「虎に翼」で 山田よね を演じるのは土居志央梨(どい しおり)さん。

1992年7月23日生まれ。福岡県出身。

3歳のころからバレエをして。京都造形芸術大学在学中には劇団姫オペラの舞台「花ちりぬ」にも立っています。

在学中にいくつかのテレビドラマや映画にも出演。大学卒業後に本格的に女優活動を初めました。

身長は168cm。スラリとした長身で男装も決まります。

NHKの連続テレビ小説「おちょやん」では。
芝居茶屋「岡安」のお茶子役で登場。ヒロイン・千代の先輩でした。このときも気が強めの役でした。

大河ドラマ「晴天を衝け」では。高梨孝子 役で出演しています。

山田よねのモデルはいる?

山田よねのモデルについて調べてみましたが。今のところモデルになる人はいなさそうです。

ヒロイン・猪爪寅子のまわりには様々な立場の人が登場します。立場や年齢、国籍、置かれた状況の違う人達がいて、それぞれに思うことがあったり悩んだりしています。ドラマの制作側も様々な立場の人を描くのは意識的に行っているようです。

山田よねには特定のモデルはいなくても、当時の日本にはそういう立場の人達はいました。それをバランスよく寅子のまわりに配置して、当時の様子を再現しながらわかりやすいドラマにしているのですね。

山田よねも寅子が出会う様々な立場の人たちのひとり。

女性解放を目指す熱意のある人

山田よねはどういう立場の女性でしょうか?

・女性が差別され虐げられている社会に怒りを持っている。
・恵まれない環境でいるけれど何とかしたい。
・恵まれた環境にいる人を快く思っていない。
・法律は弱者が戦うための武器。

そんな立場の人達を代表するキャラクターとして設定されたのが山田よねのようです。

事実、三淵嘉子が通った明治大学女子部には女性の差別解消を目指す熱意あふれる女性活動家のような人もいました。そういう人からみれば自分は世間知らずだったと三淵嘉子も回想しています。そういった女性差別と戦う熱意あふれる人たちが山田よねのキャラ設定に影響を与えているかも知れません。

よねには他にもいくつか特徴があります。

短髪の女性

昭和初期。東京の松竹歌劇団の男役スター・水の江瀧子が日本で始めて短髪で舞台に上がり、大人気になっていました。現代では歌劇の男役は短髪が当たり前ですが当時は違いました。そこで短髪を真似る女性が続出したといいます。

なのでよねの生きた時代に短髪男装の女性がいても不思議ではありません。もちろん世の中の多くの人達から見れば変わり者です。でもよねはファッションで短髪男装しているのではありません。

世の中の男性と対等に戦うための武装なのです。

強い女性活動家

よねは常に緊張感があってピリピリして、よく怒ります。現代だと「なんで怒ってるの?」と思うかも知れません。ドラマの中では過去に様々な出来事があったので、あのような態度になっていると明かされますので、意味もなくピリピリしているわけではありません。

そこまで壮絶な過去でなくても女性への差別や虐げられる環境に不満や怒りをもっている人はいます。

とくに戦前・戦後の男性社会の世の中で活躍した女性には気の強い人が多く、一歩間違えば攻撃的とみえる人もいました。だからよねがおかしいわけではありません。

むしろ綺麗事や和気あいあいとしてるだけでは世の中を変えることはできません。よねはそのことがよくわかっています。だから多少のことで落ち込んだり泣いたりする女子部の学生たちに腹が立つ。そんなんだから女は舐められると思っているのです。

寅子のモデルになった「三淵嘉子」も男性社会に挑んで道を切り開いてきました。人前では物腰は柔らかいのですが、実際にはとても気が強くて頑固で家族は苦労していたそうです。でもそのくらいの気の強さがないとできないのでしょう。

安易な決めつけを嫌う

戦前の三淵嘉子は女性のおかれた理不尽な立場に憤り、女性として社会進出を果たそうと頑張りました。戦前の嘉子は女性の味方でした。

戦後になって憲法や民法が改正され女性の社会進出の道が切り開かれたとき。嘉子は嬉しく思う反面、守られることに慣れている当時の女性が男性と同じように社会でやっていけるのか不安もあったそうです。三淵嘉子は女性の甘えに厳しい部分もありました。

三淵嘉子は世間やマスコミの「か弱い女性に味方する女性弁護士・裁判官」という安易なレッテル貼りを嫌いました。女性は弱いものと決めつけ、弱い立場に置こうとする人たち。そして逆にそれを助けるのがいい人だとヒーロー扱いする世間の見方に違和感を持ったのです。

そういう考え方では女性への差別は消えないし、女性の自立の邪魔になる思っていたようです。

戦後の三淵嘉子は「女性の味方」ではなく、「弱者の味方」になろうとしていた。自分でやりたくてもできない人、どうしていいかわからない人の役にたちたいと思っていたようです。

なので三淵嘉子は女性裁判官だからといって女性に甘くなることはありません。だから裁判後、女性に切りつけられたこともありました。

こうした三淵嘉子の価値観はドラマでは猪爪寅子と山田よねの両方に受け継がれているようです。視聴者に共感されやすい部分は猪爪寅子に受け継がれ、朝ドラの視聴者に受け入れにくいと思われる部分を誇張して描いたのが山田よねのようにも見えますね。

 

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