崔香淑（さい こうしゅく）は NHK朝の連続テレビ小説（朝ドラ）「虎に翼」の登場人物。
明律大学でヒロイン・猪爪寅子と同期の入学。
朝鮮半島から来た留学生という設定です。
演じるのはハ・ヨンスさん。
崔香淑はどのような人物なのでしょうか？モデルはいるのでしょうか？
ドラマ「虎に翼」の 崔香淑を紹介します。
ドラマ「虎に翼」の崔香淑とは
名前：崔香淑（さい こうしゅく）
演：ハ・ヨンス
猪爪嘉子とは明律大学女子部の同期生。
朝鮮半島から来た留学生。日本語が堪能。
香淑の兄が先に東京帝大で法律を学んでいました。その兄に呼ばれて日本にやってきて明律大学女子部に進学しました。
大人しい性格で、違う国に行くのは不安に思っていましたが。法律を学べば人生が変わると思って決心。明律大学女子部で学びます。
でも当時の朝鮮人は周囲から差別的な目で見られることも多く。世間から変わり者と思われている女子部の中でもさらに浮いた存在になっていました。浮いた存在同士の寅子たちといつのまにか一緒に行動するようになっていきます。
崔香淑がメガネを触る理由
ドラマの中で香淑はメガネをよく触っています。
香淑は違う国に来て周囲の人達に気を使っていました。自分の気持を抑えるためにメガネを触る癖がついてしまいました。メガネを触ることで耐える。という彼女のルーティーンになっているのです。
人は不安があると何かをして気を紛らわそうとしますよね。それが香淑の場合はメガネを触ることだった。という設定のようです。
今後の香淑の運命は？
ドラマは昭和初期から戦争の時代へ。朝鮮半島の置かれた立場もあり、香淑と彼の兄には厳しい時代になっていきます。
香淑は兄が思想犯で追われる身となり、香淑も朝鮮半島に戻るようです。そこでしばらく暮らしていたようですが。
ところが戦後、香淑は再び寅子の前に現れます。しかも香子という日本名を名乗るようです。
いったい彼女の身に何が起きたのでしょうか？
そして寅子とどう関わっていくのでしょうか？
今後も崔香淑の動向は気になりますね。
崔香淑役：ハ・ヨンスとは
「虎に翼」で 崔香淑 を演じるのは女優でモデルのハ・ヨンスさん。
本名はユ・ヨンス。
1990年10月10日生まれ。血液型：B型。
韓国釜山出身。
アニメが好きで専門学校に通っていましたが、進学のためにソウルに行き。学費を稼ぐためにモデルをしていました。そこで注目を集めて芸能界に入りました。
2013年に映画「恋愛の温度」で女優デビュー。同じ年、テレビドラマ「モンスター」でヒロインに抜擢され。神秘的で可愛らしい雰囲気があると人気になりました。
他にも映画「恋愛の温度」「愛の旋律」、ドラマ「伝説の魔女」「リッチマン」などに出演。
日本語が堪能。なんと独学で学んだそうです。
日本人説・蒼井優のそっくりさん？
韓国では「ハ・ヨンスは日本人に似ている。実は日本人だ」という噂が出たこともありました。「蒼井優のそっくりさん」「宮崎あおいにも似ている」とネットで話題になったこともありました。
そんなに日本人らしいかな？とは思いますが。二重まぶたや目が日本的なのかもしれません。韓国では整形していなければ二重まぶたはとても少ないです。逆に日本人はアジア系にしては二重まぶたが多い方です。ハ・ヨンスさんは整形はしていないそうなので。天然であの目元なら日本人と言われるのもありかなという気はしますね。
登場するたびに顔が違って見えるので韓国では整形疑惑がありますが、本人は否定しています。表情が豊かなのとメイクでかなり印象が変わるようです。
表情によっては口元が宮崎あおいに似てるかも知れません。
また彼女の先輩が日本でウィックを作る会社で働いていたのでその縁でモデルをしたことがあったのも日本人説が出る理由のひとつのようです。
プロフィールでは身長163cm。でも実際はもっと低い（160くらい？）とご自身がインタビューで言ってました。
引退説の真相
2022年。韓国でハ・ヨンス引退説が流れました。
彼女の所属する芸能事務所との専属契約が切れたのでホームページから彼女のプロフィールが削除されたのがそのきっかけのよう。そこで芸能界引退の噂が流れたのですが。
実際にはハ・ヨンスさんは契約終了後の5月に日本に美術の勉強のために留学。11月には日本の芸能事務所と契約。現在は日本で芸能活動を行っています。
崔香淑のモデルは？
崔香淑（さい こうしゅく）にはモデルはいるのでしょうか？
猪爪寅子のモデルは三淵嘉子。三淵嘉子が学んだ明治大学女子部には様々な立場の人がいました。その中に朝鮮半島の出身者がいたという話を見つけることはできませんが。当時の日本に朝鮮半島から来た人が暗いたのは事実です。
ドラマでは崔香淑は周囲から浮いた存在で、周りの人達も彼女に関わろうとしません。でも寅子たちは崔香淑にも分け隔てなく接しています。
戦前・戦中の日本では朝鮮半島出身者への差別はありました。でも三淵嘉子にはそんな偏見はありませんでした。
あるとき嘉子と仲間は東京の街中でチマチョゴリを来た韓国人女性の集団を見かけました。すると三淵嘉子は「綺麗な服ね」と素直な感想を言いました。嘉子の言葉に仲間たちは驚いたようです。戦前・戦中育ちの世代は朝鮮半島出身者への偏見がある人が多いです。
でも嘉子は偏見に囚われることなく「良いものは良い、悪いものは悪い」とハッキリ言うのが嘉子でした。そんな嘉子にとって民族の違いは問題ではなかったようです。そんな三淵嘉子の価値観が表現されているのが猪爪寅子と崔香淑の関係のようです。
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