韓国時代劇「不滅の恋人(原題:大君)」第10・11・12話のあらすじです。
ネタバレになる要素を含んでいます。
ストーリーを知りたくない方はご注意ください。
不滅の恋人 第10話 あらすじとネタバレ
焦るカン
女真族との裏取引がばれれはカンは王位どころか大君の立場も危なくなります。焦ったカンは自分を支持する右議政派の重臣を集め、共に実力行使に出るように誓わせます。実はフィは証拠になる密書は持っていませんでした。裏取引があるという話を聞いただけでした。しかしカンが密書を探していると聞くと、話は本当だったのだ。国を裏切ったのだと深く傷つきます。
幼い王の即位式
新王の即位式の日がきました。玉座に幼い王が座ります。大王大妃となった大妃が集まった王族や重臣に命令を伝えます。「ウンソン大君が幼い王を守る」。それを聞いたカンの支持者達は驚きました。カンはフィに憎しみの目を向け自分が勝者になって全てを奪うと誓いました。
一方、ナギョムはフィとチャヒョンの婚礼を早めるように大王大妃に進言します。大王大妃もチャヒョンの父ソン・オクに幼い王の後ろ盾になってほしいので2人の結婚を認めました。フィとチャヒョンは結婚が認められ喜びます。
結婚式当日の悲劇
チャヒョンとフィの婚礼の日が来ました。フィと臣下達が浮かれている中、カンとその一行が贈り物の箱を運び込みます。しかし彼らは荷物から剣を取り出し集まった重臣たちに襲いかかります。左議政キム・チュも切られフィに「急ぎ王宮に行き王様を守って下さい」と伝えて息絶えます。驚くチャヒョンの前で、カンは刺客に「誰の差金か」と剣を突きつけます。刺客は「ウンソン大君」と答えました。フィが起こした反乱だというのです。
ドラマのモチーフになった事件は癸酉靖難
この回の反乱のモチーフになったのは癸酉靖難(きゆうせいなん)です。首陽大君は幼い端宗を補佐していた安平大君と金宗端(キム・ジョンソ)を排除しようとクーデターを起こしました。
首陽大君は兵を出す大義名分として安平大君が反乱を起こそうとしていると主張して兵を出し、起こしました。安平大君を支持している重臣の金宗端(キム・ジョンソ)達を殺害。安平大君を謀反の黒幕にしたてあげて江華島に流して殺害しました。実際には首陽大君に野心があったわけですが邪魔な者を武力で殺害してしまったのです。
不滅の恋人 第11話 あらすじとネタバレ
刺客の自白でチャヒョンと家族にも悲劇が
刺客が「謀反の首謀者はイ・フィ」と「自白」したことでイ・フィと結婚するはずのチャヒョンも謀反人の仲間と疑われます。チャヒョンはイ・カンの自宅に閉じ込められ家族にも監視がつきました。一方、まだそれを知らないフィは王宮に到着、煙のあがる王宮から幼い王を助け出します。ところがフィが王を人質にして王位を奪うつもりだとの噂がたち、大妃にもフィの謀反の報告がとどきます。大妃は信じようとはしませんでしたが、捉えられた者たちが次々にフィの命令だと自白していました。
フィは濡れ衣だと怒りますが、カンに「常に疑われ続きた自分の気持がわかっただろう」と冷たくあしらわれます。カンは捉えたチャヒョンに対して「フィを捨てよ」と脅します。
そのころソン・オクはヤンアン大君から脅されていました。「フィの反乱を告発するように、そうしないと家族の命はない」というのです。ソン・オクは悩んだ末、フィの謀反を企んだという嘘の告発状を残して首を吊りました。幸いにもソン・オクは助けられたものの、告発状は届けられ尋問中のフィに突きつけられます。フィは愕然とします。さらにカンはチャヒョンまで命を断つと脅します。フィは投獄されました。
権力を手にしたカン
カンは領議政になり幼い王を守りたいと大妃に訴えます。大妃はカンが王位を狙っていると思いましたが、王を守るためにはカンを認めるしかありません。カンは領議政になりました。
一方、開放されたチャヒョンはフィの無実を証明しようとします。チャヒョンはカンの言葉を思い出し、カンの元へ行き跪きます。カンはチャヒョンに「そなたは私に何を差し出せる?」と問いかけるのでした。
不滅の恋人 第12話 あらすじとネタバレ
カンのもとを訪れるチャヒョン
フィを助けるため、チャヒョンはカンの屋敷を訪ねました。そこにナギョムが現れ、フィを告発したのはチャヒョンの父ソン・オクだと言います。ショックを受けたチャヒョンは父を責めますが、家族を守るためにしたことだといわれ何も言えませんでした。
チャヒョンは密かに牢のフィに会いに行きます、牢番に賄賂を渡してフィと再開します。フィはチャヒョンの父のせいで投獄されたにもかかわらず、チャヒョンと家族のことを心配したのでした。
流罪になるフィ
数日後、フィの流罪が決まりました。フィとキトゥクは島流しになります。島に到着したフィを出迎えたのはト・ジョングクでした。ジョングクは婚礼の日に殺された重臣の息子。フィを敵と恨んでいました。カンはジョングクがこの島の監察官をしているのを知ってフィを流したのでした。
そのころチャヒョンはカンにフィを助けてくれるなら自分の身をカンに差し出すと決断し、遺書を残してカンの元に向かいます。チャヒョンは短刀を手にして死を覚悟してカンと会いますが、死ぬことはできませんでした。
流刑地ではフィがジョングクに襲われていました。忠臣の息子の手で命を落とすなら本望だと観念しますが、キトゥクが助けました。翌朝、フィの暮らす家に、捕虜たちがやって来ました。北方で助けられたことを恩に感じてフィに仕えたいというのです。その光景をジョングクは見ていました。
そのころ、チャヒョンは男装して家を抜け出しました。フィの流刑地に行こうというのです。
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